建国記念日

2025.02.11 風の戯言

皇紀2685年

雪が少し落ち着いた。
玄関前の屋根の雪を落とそうと思ったが止めた。

もう春が来る。
春がくりゃ、雪は解けるさ!

雪の降る夜は

2025.02.10 風の戯言

雪の降る夜は、いろんなことを思い出す。

でも、今日は嬉しいことがいっぱいあった。

今日の聖ヶ鼻

2025.02.09 風の戯言

雪も、やっと山を越したらしい。

雪道が大変なことになっているので、今日も除雪機と格闘。
エネルギーは切れたけど、気力は持ち直している。
根っからの土方根性がまだ残っているらしい。

山の雑木の芽が少し赤味がかって見える。
春を待つ「希望的観察」なのかも知れない。

地域の幹線道路は雪もなく、路面は乾いている。
クタクタだけど、地獄ラーメンに走った。
今日は2丁目、美味かった!

嵐は少し収まったとはいえ、まだ風も強く、海は畝っている。
聖ヶ鼻から笠島方面は白い波に覆われている。

雪援隊

2025.02.08 風の戯言

昭和の終わりころの3年続きの大雪には痺れた。
庭に建てた「柏崎気球会館」は雪に潰されてしまった。
3間*5間のプレハブだったけれど、地元はもとより東京・京都、長野からの仲間たちの、壁から畳迄の落書きが惜しかった。
積雪3メートルの重圧に耐えかね、使命を終えた。

同じころ、「鯖石森林組合」の土地と建物が手に入り、建物は昔の小さな学校みたいで、「パソコン村」に変身していった。
下の教室は、いろんな仲間の巣窟になり、坂本竜馬の海援隊、中岡慎太郎の陸援隊にちなみ石塚修の雪援隊なんてのが組織されていた。
冬期手の空いた村の職人たちが集まり、独り住まいの年寄の家の雪堀を手伝って歩いた。

10人くらいが手分けして屋根の雪をどけ、各家では感謝され、夕方巣窟に集まり、美味い酒を飲み続けた。
三三五五、スコップとカンジキを肩ね、足元の怪しい人たちが大笑いしながら帰ってゆく姿には、山郷の物語があった。

鯖石小学校の校長が感激し、『雪援隊殿」あてに感謝状を貰った記憶がある。

つい最近のひと昔、地域はみんな助け合って大雪を乗り越えてきたのだ。

最強寒波

2025.02.07 風の戯言

雪地獄 祖先の地なれば 住みつげり  (十日町地域の言い伝え?)

昔、昭和36年だったか38年ころの話。
もの凄い雪で隣の屋根の雪降ろしをしていた時、降ろした後から雪が積もってくる。
雪国に生まれていて、あの時の恐怖は今も忘れられない。

その年だったか、古く大きな家のダキ(分かるかな‥)の雪堀を命じられた。
春になれば溶けてしまう雪に、俺の青春を無駄使いしてなるものか!
猟銃の火薬で爆薬を造り、雪の山ごと吹っ飛ばしてやろう!

電気発破は失敗した。
残念だったが、失敗して正解だった。
成功していれば、茶の間の壁が崩れていたかも知れない。

雪にはいろんな思い出がある。