噂話、そしてサイコパス

「噂話」に褒める言葉は少ないが、概してマイナス・イメージを拡散する事が多い。余り有り難くないが、本人の心情とは懸け離れているけれど、案外と真実を伝えているのかも知れない。
意識的に不利な「噂話」を流される事も多いが、全く関係の無い人が発信源だったりする。げに恐ろしや「井戸端会議」
さて、「サイコパス」
文春3月号に掲載された中野信子の「トランプはサイコパスである」を読んで納得することが多かった。
彼が意識的戦略的に世界を攪乱しようとしていたのなら、彼の発言も分かる。しかし、「マジ」に叫んでいて、「もう一つの真実」ではないのだ。
「ウソがバレても、むしろ自分の方が被害者であるように振る舞う・・・・」中野信子の文芸新書「サイコパス」にそんな記述がある。
これは意識的な「ウソも方便」ではなく、立派な精神病質らしい。
どうも、俺もそうなんかな ?
尊農攘夷
日本の農業もあわやという時、やはり日本は豊葦原瑞穂国、すんでの所で神が降りてきた。
人間は生きていくために、当然のことながら食料は欠かせない。日本は平和国家だから車を売って米や石油を買えばいいという。
だが、食糧自給率が40%、エネルギー自給率に至っては殆ど「ゼロ」に近い状態でいいのか?
この状態が日本が本当に目指すべき「幸せの国」なのか。
格差社会が酷くなって、世界の1%の人達が富の殆どを手にしているという。
トランプの財力を見せつけられて、しかも「新しいアメリカ」の指導層にゴールドマン・サックスの幹部が収まっている。
その彼らがやることは世界に憎しみのタネをばらまくこと。
些細な宗教の違いだけで、人は殺戮を繰り返さなければならない「憎しみ」とは何なのか。
憎しみあい、殺し合い、幼い子供達が餓えで苦しまねばならぬ世界とは何なのか。
1%の人達が富と名声を握るために、武器を売り続けるシステムに恐怖を覚える。
我らが豊葦原千五百秋瑞穂国は多分世界で一番豊かな国にならなければならない国なんだろうと思う。
戦後、豊かさを追い求め、時間が流れ、もう一度自分の足下を見直さなければならない時が来たのかも知れない。
老人大国とばかり無気力になってはいられない。
コンピューターがそれを解決する可能性があるならば、農機具が自動化され、海からエネルギーが取り出されるようになるならば、日本ほど、柏崎ほど豊かで、美しい町はないはずだと信じている。
尊農攘夷。
日本は、もっと自分の道を歩いていいはずだ。
トランプとホセ・ムヒカ
アメリカ国民は、何故こんな大統領を選んでしまったのか?
意識的に対立を煽る構図は「武器商人」のビジネス・モデルだが、見えてきたのは「同じ宗教を信じるもの以外は人間ではない」ということ。人間でないなら、何万人殺しても、それは自ら信じる神への奉仕でしかない。
中東で紛争を煽るのは「武器商人」にとって利益率の良いビジネス。「油」という錬金術があるなら、武器の需要はなくならない。美味い儲け話だ。
ホセ・ムニカのこと。
「ものを購入する “夢 “を
”幸せ “と勘違いしないようにして下さい。
幸せは人間のように命あるものからしか貰えないんだ。
”物”は幸せにしてくれない。
トランプは人間の言葉を喋っていない。



