野仏

2024.10.06 風の戯言

人の住まなくなった廃村の、誰も住まなくなった空き家を見るのが好きだ。
余りいい趣味とは言えないが、昔子供たちが走り回っていただろう村の風景に沈み込む。
人って、人生って何だろう?

車を走らせていると、誰も住んでいないような所に、今も小さな畑や田圃に出会う。
昔の人達も一握りの米の飯に命の火を燃やし続けて来たのだろう。
そんな小さな命を燃やし続けてきた老いた人たちとって、今の時代は何とも理不尽な世に見えるのかも知れない。

市野新田の奥の、普段は人の住まないだろう集落の入口に、傘を被せて貰った野仏が誇らしく立っていた。

人は、時間というとてつもなく大きな異界に落ちて来た、たった一粒の水滴なのかも知れない。

小村峠から

2024.10.05 風の戯言

昔、原発石材運搬道路が完成し、現場を見に行ったら落石で車を壊され、死ぬ目にあった。
空に石が浮いている? 咄嗟にブレーキ懸けたのでボンネットはメチャメチャになったが命は助かった。
余り好きな道じゃないけど、この峠からの風景はいい。

真下に野田の豊かな田圃が広がり、遠く八石山が見える。

明神の彼岸花

2024.10.04 風の戯言

向山ガーディンの近く、田圃の土手の雑草の中に彼岸花が咲いていた。

弔い合戦

2024.10.03 風の戯言

石破内閣が発足し、田崎史郎が下らない話をしている。
日本は八百万の神、所謂個人個人の多様性を認めた国、その国の統治方法が単純な民主主義であるはずがない。
真のリーダーには数の論理+「徳」が必要になる。

現世を生きる為の「数の論理=力」経済だけでは本当の人生は幸福にはなれないのだという理想が必要になる。
理想と経済を掻き回して、与えられたただ一度の人生を「Happy!」と叫ばれるにこやかな環境が必要だ。
「徳」とは、自分よりもっと「悲しい人」を救えることだと思う。

現代に王道楽土を説き、私欲を捨てて人類の未来を歩けるようなリーダが欲しい。
変人石破茂総理に夢みたいな期待をかけている。
支持率51% 出発するには丁度いい。

さて、俺も弔い合戦を始めるか⁈

写真は城の組+明神の当り。

里の秋

2024.10.03 風の戯言

昨日から、頭の中で「里の秋」がリフレーンしている。
 ♪ 静かな静かな里の秋 お背戸に木の実の落ちる夜は あぁかあさんただ二人・・・・
込上げてくるものを抑えられず、暫くその世界に沈んで行く。

 俺も年取ったなぁ・・・ボケが酷くなった・・・絶対口にしてはならない愚痴が出る。

さぁ、戦闘再開だ!
主治医にも、なんか始めないと本当にボケるぞ! と脅された。
冗談じゃない、今以上にボケてたまるか!

写真は新道から黒姫山を望む。
 の済んだ野田の沢に、そしてこの山には神がいなさる。