別俣 回り谷から

2024.06.03 風の戯言

野田の佐水から山道を走ると別俣に出る。
ここは不思議な盆地で、広い田圃を囲み久米、細越、水上の集落がある。
別俣の中核は久米だが、野田との境に城があった。細越城である。

鯖石の荘に石塚の祖先が滝川一益の追手から逃げ延びたのは細越城主山崎某のお陰と伝えられている。

伝承という確証のない歴史は面白い。
先祖たちは、吹雪の夜に囲炉裏の火を突っつきながら、そんな話を繰り返し貧しさに耐えたのだろう。
久米の物部神社は1300年、我が家は500年この空の下、この山の中で生きてきている。

自分で食べて行くのに精一杯なのに、石佛を刻んでいった仏とか神は何だったのだろうと思う。

鎌ヶ谷の紫陽花

2024.06.02 風の戯言

鯖石でも、紫陽花の花がチラチラしてきた。

写真は鎌ヶ谷のミコちゃんから

だめトラ

2024.06.01 風の戯言

アメリカの事だからどうでもいいけど、自分のスケベを公的な金で始末しようなんて下賤・下衆のやること。
あの顔は、疫病神のマスク、とても人間の顔じゃない。

陪審員が共同歩調が採れたことは素晴らしい。

バカハラじゃなかった。

トビシマカンゾウ ?

2024.05.31 風の戯言

飛島

元気を取り戻そうと「地獄ラーメン」を食べに行って来た。
あの辛さが脳天に響くのか、藪鍼の荒治療と共に命を支えている。

途中、海が見たくて「恋人岬」に寄ってきた。
好きな地名ではないが、黄色い花はひょっとして「トビシマカンゾウ?」
シーガルの店閉じたのに、芝生の手入れはキチンとできてる、さすがだね。

下は安田城の組の道沿いに黄色い花が咲いていた。

ここは安田毛利の城があった頃の城下町。
景虎と共に米沢に移った殿様を今もお迎えしてお祭りをしている。

サハシノショウ

2024.05.30 風の戯言

6月が近づき、紫陽花の季節がやってくる。
5/26の新潟日報 日報抄に「サハシノショウ」が取り上げられていた。
その話題の近くで事の仔細を目撃していた身には飛び切りに嬉しい話。

「サハシノショウ」は深い蒼色の紫陽花で、多分この世で最も綺麗な紫陽花。
横村出さんの「放下」に出てくる毛利「佐橋の荘」との縁深き紫陽花。
一度だけ実物を新道で見たことがある。

横村さんの「チェチェンの呪縛」は今のウクライナを知るに絶好の本だと思う。
朝日新聞モスクワ支局に勤務してた時のレポート。
記者の目に、温かい血の温もりを感じる。

奥さんは星野知子さん。女優とは思えない楚々とした美人。

与板の周広院は自分の菩提寺と定めた曹洞宗のお寺。
同じ墓地には八石城主の墓もある。

横村さんから頂いた紫陽花の芽はしっかり育っていた。