味噌汁

2006年11月18日 風の戯言


 考えてみたら、暫らく家で夕飯を食べてなかった。
 65歳に近いお調子者、なんて可愛げもないが人が集まると楽しい時間にしたくなるのは美点なのか哀しい性なのか・・・。此処3週間ほど家でゆっくりご飯を食べていないことに気がついた。無性に里芋と白菜と大根の味噌汁が飲みたくてしょうがない、って感じになった。やはり体が要求するのだろうか。
 今日も一日自室に閉じ篭って惰眠を貪り岡田英弘の「皇帝たちの中国」を読んでいた。女房が出掛けに作ってくれた味噌汁を温めては老境の一人ものの時間を楽しんだ。秋の日は、コーヒーよりもお茶よりも暖かい味噌汁がいい。
 小さな采園の垣根のドウダンツツジがいい色に染まっている。もう冬も近いのだな。
 明日は30何回目かの結婚記念日。今思い出した。さて、どうすればいい?