鯖石川治水紀功の碑

2006年11月21日 風の戯言


 我が家の前に中鯖石交通公園がある。昔の小学校の跡であり、この学校は藍沢南城に連なる。そこに巨大な石碑が建っている。

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 鯖石川治水紀功碑
 
 東頚城郡松代町を源として渓谷の水を集めながら高柳から鯖石郷を経て日本海に注ぐ鯖石川はは川幅も一定でなく曲折箇所が多く中鯖石村では夏期になると水害が多く田畑や家屋敷が度々被害を蒙った。そんな状況を見かねた北村丈右衛門が治水対策に立ち上がり、以来多くの有力者達が陳情活動をすすめていく。大正3年尊重村松利太郎が今禍の源を絶がなければ百世まで悔いを残す、と熱意を持って立ち上がり、ようやく大事業を成し遂げた。
 大正八年十一月第一期起工式には県知事太田正弘 が来 した。県費7割補助の工事費は八十余万円で地元負担は村の収入数十年分にもあたり人夫も二十万人分にも及んだ。大正十三年四月竣工式では工事関係者はもとより地元民や来賓の知事も大いに喜びその功績を称えた。

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 「国が自分に何をしてくれるかではなく、自分がこの国になにをすることが出来るのかを問え」
 有名なケネディ大統領の就任演説の一節だが、原典は新渡戸稲造の英文の「武士道」からの引用だと言う。
 我らは、今この国に何をしているのだろう。