タケノコ戦争

2007年05月19日 風の戯言


 桜が散って、「青すだれ」という名のもみじの若々しい緑が何とも美しい。山々の緑は日増しに濃くなり、牡丹が咲いて、パラの蕾が膨み、季節が移っていく。
 芝生も日ごと色を濃くしているのだが、その合間にタケノコが勢い良く芽を出してくる。「タケノコ戦争」の始まりだ。土日と平日の夕方はキョンシーとの戦いで明け暮れる。多分、ちょっと家を空ければあっという間に竹林になってしまうのだろう。それもまた楽しいのかも知れないが・・・。

 そんな庭に蛇が挨拶に来、鳩が雛を見せにやってくる。自然の動物に餌をやるのは禁物だが、ちょっとだけランの餌をさっき居た辺りに撒いてみた。残念ながら、待てど暮せどあれから姿を見せない。全く、素直な母親じゃないな!

 写真は先17日、うら若き美女二人と夕陽を見ながら一献傾けたいと設営したが、生憎朝から風強く雨強く我が望みを神は聞き入れてくれなかったか、と諦め掛けた夕方西の空から青空が覗き、陽光が指して来るではないか!
 望みは最期まで捨ててはいけないよ、我が神は微笑んでくれた。
 初対面の美女二人の話が弾み、新しい柏崎を作ってくれるような、そんな予感が感じられた出会いだった。