鯖石魚形石祉
私の実家、旧南鯖石村大字石曾根字行兼824番地の庭に、この辺りの地名『鯖石』の起こりと語り伝えられる「鯖石魚形石祉」がある。石塚家の5代目孫太夫智信という人が霊山「湯殿山」から1尺8寸の鯖の形をした水石を持ち帰り、人が見るに珍しいものなので庭に方6尺の石垣を回し「鯖石殿」と称して祭ったらしい。刈羽郡旧跡史に「鯖石の庄」のいわれに、そんなことが書いてあった。
また、明治の初め頃、そこに学校を建てようとして他の所に移したけど、一晩で元の位置に戻っていた、という話が伝わっていた。石垣の中に埋まっていて、直接見た者は目が潰れる、との伝説も、あったらしい。
昭和30年代の後半、兄と掘ってみたが何も出なかった。そっと埋め戻し、知らなかったことにしてある。まぁ、水石で鯖か鯉か解るはずもないと思うのだが・・・ボラだったら納得するかけど・・・。
鯖石郷の石曾根の石塚。脳味噌の細胞まで石で出来ているようなカタブツの揃った一族・・・地名や苗字から見るとそうなのだが、先祖代々大ボラ吹きだつたのかな?
新潟県経営品質賞のフィードバックセミナーがあり、課長以上役員が参加できた。心豊かな3時間だった。
きっと言い会社になる・・・そんな気がしてきた。