静かな夜に

2009年09月02日 風の戯言


 10年振りに税務署の調査が入り、昼間は戦場のよう。

 静かな夜に、久し振りに音楽を楽しんでいる。普段は睡眠薬+寝酒+ついでの音楽、という感じなのだが何故かしんみりと心に沁みこむ。宇宙の果てから魂の底まで、静かに流れる「ミュージック」の世界に引き吊り込まれている。時には、堪らなく良いもんだ。
 書棚から黄文雄の「日本の植民地の真実」を引っ張り出し、気の向くままに拾い読みしている。読む、というより病気のような虚ろな目を泳がせているだけのような気もするが・・・。多分、政治の、というより日本の針路の潮目なのだろう、底流で何かが大きく動き始めているのを感じる。
 次の時代の幸せの姿は何処にあるのだろう。チカラや効率化だけでなく、本来愚かな人間の大地に根ざした生きる喜びがあるはずだと思う。人類が長らく熱望しながら手にし得なかった自由と共存による平和、なるものを。
 魂が幽体離脱したように、俺は秋の夜空を漂っている。