荒海を見に行く

2009年12月31日 風の戯言


 窓の外は雪が降り続いて、雪景色が綺麗だ。
 頭がボワーとしてビクリとも動かなくなったまま窓の外を見ながら、今日1年の終わりを迎えている。これもまた至福の時か。
 
 昼を過ぎて、家の掃除の邪魔にされ、カメラ担いで夢遊病者のように車を走らせている内に、急に海が見たくなった。
 中央海岸には誰も居なかった。
 立っていられないほどの雪交じりの強風、吹雪の中で荒海を見続けていると、不思議な力が湧いてくる。
 束の間の大自然。
 たまに荒海を見に行くのも良いもんだ。