本の中にドップリ浸かられるようになった。
少しづつ、健康を取り戻しているのだろう。
「降霊会の夜」死ぬほど好きな浅田次郎の最新刊
流れ去った、忘却の彼方に、大切なものを置き去りにしてきたのかも知れない。格好良く言えば、それが人生なんだろうけれど・・・振り返る時間も、勇気もなかった・・・何も残っていないのかも知れない。
ただあの時代は「頑張れば夢は叶う」「社会の繁栄が個人の幸福を約束する」そんな神話が純粋に信じられていた時代でもあったのだ。
疲れ切った身体、しなやかさを失った心、連係プレーが出来なくなった脳・・・しばらくの休憩が必要なようだ。