東北大震災から1年以上が過ぎ、日常の生活に落ち着きは戻り掛けているけれど、人の心の奥深くに今までのどちらかと言えば脳天気な人生観から本来の死生観が戻り始めている。人生は有限である、という当然の思考が、会話の中に自然にでてくるようになった。 未来に対する不安は誰しも持っているが、何時絶たれるかも知れない生の、今日一日を精一杯に生きようとしている。
写真は友人が送ってきてくれた春の妖精。雪消えの落ち葉の陰に静かに咲いている。いいものだね。