メタンハイドレード発電所

2012年11月17日 風の戯言


 明日は柏崎市長選挙、間もなく結果が出るだろう。

 国会も「バカやロー解散」を思い出させるような「16日解散」になり、政治も経済も刻々と変化していることを実感させられている。

 安全だと喧伝されてきた原発は、1000年に一度と言われる大地震・津波にあっけなく建物も安全神話も倒壊してしまった。

 人類は「核」に触れてはならなかったのかも知れない。

 風景は変わらないのに「放射能」という「見えない恐怖」が現実を支配し始めている。放射性物質を撒き散らす原発事故は健康的な人間生活を脅かし、廃止しなければならない。しかし、現実の生活の中で「電気」の重要性は増している。また、原発を廃止するにしても発電停止のまま監視を続けるには相当なコストがかかる。

 原発を廃止し、監視コストを稼ぎ、CO2を出さず、現在の発電設備を使い続けるシステム、それは原子力の代わりに日本海で採掘できるメタンハイドレードを使った火力発電しかないように思う。

 原発を生まれ変わらせ、次世代の発電で人類を救うのは柏崎からではないかと思い始めている。