介護用ベッド
夢を実現しようと思ったとき、大きな壁にぶつかる。
そこで諦めてしまうのか、挑戦して行くのか、分かれ目になる。
「立ちはだかる壁には理由がある。
我々がどれほど本気か照明するためだ」 7/21 「柏崎抄」
挑戦すれば失敗の山が出来る。それは「DNA」という記憶素子に書き込まれ、人間はそうやって生き延びてきたのだろう。
オレは75歳を過ぎた。
バイクは諦めたけれど、まだやりたいことは多い。
経年劣化が激しくなり、元々貧弱な記憶能力が極限に達している。何とかしなくてはならない。
本を読む量は多い法かも知れないが、残念ながら「メモを取る」習慣がなかった。ノートに細いペンシルでメモを取りながら本を開く。単純だが、今の夢だ。それは机の上でだ。
楽な姿勢で本が読みたくて、看護用ベッドに変えた。
些か自尊心は傷が付くが、近い未来「必需品」になりそうなので大枚を叩いた。女房の金だが・・・。
これがまた寝やすい。
これは優れものだね。
でも、本を読む前に寝てしまっている。
オレは何ものなのか?