少雪に感謝 !

2018年01月09日 風の戯言


 雪の少ない正月を喜んでいる。

 今の仕事を始める前は3年連続の大雪だった。
 3メートルを超える雪に、庭の気球会館が巫女度につぶれてしまった。
 不思議と、この30年、あんな大雪はない。
 
 今日新潟県庁まで行ってきたが、高速道路の気温は9度。
 真冬に、強烈な北風が温かい、なんて不思議な季節感。

 地球の温暖化を喜んでいる。

 もう50年も昔の話になるが、建設業時代の初期、北条の東条と広田を結ぶ船岡山の道路建設の現場にいた。
 小さなカゴに玉石を5,6個背負い、雪の山道を歩く。
 来る日も来る日も同じ作業を繰り返し、そして2ケ月近く鉛色の空が続き、本当に青空を忘れてしまいそうだった。

 吹雪の中を、ただ石を運ぶ。

 みんな遠くなった。