紅葉を追いかけているうちに、魚沼の山の中に迷い込んでいた。
山間の細い道を走っていると、何処に向かっているのか、ここは何処なのか判らなくなる。
判らなくなってもたかが知れているのだが・・・。
雲間から指す日差しの中で、様々な木が様々な色合いの葉をつけている。車を走らせては立ち止まり、気の向くままに秋を楽しんでいるなんて随分とと久し振りのように思う。
高みに登ると、国境の山に白いモノが見えた。