出口が見えた !
昨日は久々に午前様に近くなった。
車を降りて見上げれば空は満天の星。こんなにも綺麗な星空は何年ぶりだろうか ! ベッドに潜っていた女房を外に引っ張り出して「見ろ ! 」
今夜も素晴らしい星空だった。
庭のリクライニング・チェアで夜空を眺めている。
飛行機が音を引きながら飛んで行く。
時折、人工衛星らしき光が星達の間を異動して行く。
満開の桜の遥か向こうの空から呟きが聞こえてくる。
「おさむ、元気だったか・・・・」
不思議なときの流れの中で、星の声が聞こえる幸せ。
新潟産業大学で始めた寄付講座の講師たちの話を聞いていて、漸く自分の歩むへき方向、出口が見えてきたような気がする。予感から確信に変りつつある、それが嬉しい。
長い迷いと苦しみの時を超えて、自分が模索し続けたことに間違いはなかったのだという思いは、自分に初めての安らぎを与えてくれているようだ。
星を見ながら、不思議な時間が過ぎて行く幸せを感じている。