出口が見えた !

2010年05月08日 風の戯言


 昨日は久々に午前様に近くなった。
 車を降りて見上げれば空は満天の星。こんなにも綺麗な星空は何年ぶりだろうか ! ベッドに潜っていた女房を外に引っ張り出して「見ろ ! 」

 今夜も素晴らしい星空だった。
 庭のリクライニング・チェアで夜空を眺めている。
 飛行機が音を引きながら飛んで行く。
 時折、人工衛星らしき光が星達の間を異動して行く。

 満開の桜の遥か向こうの空から呟きが聞こえてくる。
 「おさむ、元気だったか・・・・」

 不思議なときの流れの中で、星の声が聞こえる幸せ。

 新潟産業大学で始めた寄付講座の講師たちの話を聞いていて、漸く自分の歩むへき方向、出口が見えてきたような気がする。予感から確信に変りつつある、それが嬉しい。
 長い迷いと苦しみの時を超えて、自分が模索し続けたことに間違いはなかったのだという思いは、自分に初めての安らぎを与えてくれているようだ。
 
 星を見ながら、不思議な時間が過ぎて行く幸せを感じている。