春まで、あと3日 !

2013年03月27日 風の戯言


 庭の雪も、あと僅か !
 待ちに待った「春まで」あと3日 !

 塩野七生のエッセイや対談集に溺れている。
 ただ、記憶力を破壊した人間にとって、刺激が蘇ってきて楽しいばかりにのだが、3秒後には忘れてしまう。「天才」と呼ばれる人達は「努力の達人」でもある。記憶力はその時点での明確な記録が武器であり、常に読み返して「定着」させている。メモを取らない読書なんて、指して意味がないのかも知れない。
 横着な自分としては付箋を付けるのが精一杯。年と共に、もう一度読みたい刺激が増してきた。若い時は、一冊でも余分に本を読みたいと思っていたのだけれど・・・北杜夫が世の中の本を全部読破したいと思い、計算したら過去の本と、毎日出版されている本のことを考えたら気が狂ってしまった・・・ようなことを書いていた。
 年と共に、興味のある分野が限られてきている。能力に応じて欲望が萎んでいっている・・・人間は面白い。