置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子

2023年07月29日 風の戯言

道で人に会うと、
「今日は、お暑ったかくていいあんべぇですね、ハイ」
自分の言葉に自応答したゴタマゼの言葉で挨拶をしている。

朝早くなら温度も上、シャッポも被らず散歩していたら脳が生煮えになってしまった。
長年かかって矯正してきた「頭」が完全に持ち主の所有権を離れ自走している。

中鯖石小学校のブロックの隙間に咲いて昼顔の花が渡辺和子さんの言葉を思い出させた。
「置かれた場所で咲きなさい」ったってねえ。
お茶の水駿河台から神田猿降りる「女坂」だっけ、あの階段の踏み石に小さな花が咲いていた。
暫く、あの階段に腰を下ろし花を眺めていた。

地球沸騰化時代

2023年07月28日 風の戯言

朝6時の散歩が気持ちいい。
鯖石川の江風は柔らかな冷たさを保っている。

藪蚊たちはまだ寝ているらしく、襲ってこない。

八石に陽が昇り、黒姫は朝の陽射しを楽しんでいる。

グレーテス国連事務総長は、最早「温暖化」ではなく「地球沸騰化時代」だという。
アメリカ・デスバレーで最高気温54℃、顔にドライヤーの風が当たっているらしい。
もう人間の住む場所はなくなってきた。

ハンチバック

2023年07月27日 風の戯言

芥川賞発表以来、読みたくても「読みたくない」本を買ってきた。
「わたじん書店」に電話をいれたら、「読みたくない」本が店にあるという。
市川沙央さんの「ハンチバック」(せむしのことらしい)重度障害を持つ女性の
 「私の身体は生きる為にこわれてきた」と帯にある異色の本。

ガキの頃、私小説を読んでいて「これが文学か!」と絶望し、持ってた本を全部捨てた。
軟弱な「文学」を捨てて、俺は山岳部にのめり込んだ。
好きな作家が、ほとんど自殺しているのも、ショックだった。

「ハンチバック」は凄い本だ。
自分が読む本なんて僅かだが、こんな本に今まで出会ったことがない。

ただ、読了後、やはり「あまり読みたくない本」で、人に勧めたくない。

写真は市内田中から
「米山が爆発している!」

柏崎 海の大花火大会

2023年07月26日 風の戯言


今年は、残念ながらBS181の花火中継観戦。
夕陽が沈むその夕焼けの空に、淡い色合いの花火が天を染めていく。

花火の数も多くこの花火筒の設定をどしたのか、土方は裏の仕事が気になる。

テレビは、キャスターの長野美郷が見えていた。

最初、ユースホステルの屋根の上でインターネット中継していたことを思い出した。
そのうちパブリックビューイングとかになり、CMが邪魔になり、テレビ中継にバトンタッチをしていった。

気が付けば、片貝の酔っ払いと花火談義がはじまっていた・・・・。

気が付けば、祇園祭

2023年07月24日 風の戯言

国道252号線を走っていると、宮平付近からこの花が多くなる。
好きな人達がいて、株分けしながら花を楽しんでいるのかも知れない。

相変わらず体の季節感とカレンダーが合わない。
車載温度計が34℃もあれば、それはそれで立派な夏なんだろうが、なんか違うんだよなぁ・・・。

気が付けば、今日は柏崎祇園祭の初日。
本町通りは民謡流しで賑やかなんだろうな。