今日は青空も広がり、お墓参りが出来た。 妻が旅立ってから4週間、毎日小さなお膳を運んでいる。 そしてやっと、「命」は一つしかないのだということが分かった。
お彼岸の中日だというのに電池が切れてお墓参りに行けなかった。 この雨の中、エネルギーの充填にじょんのび村に行って来た。 庭の向こうに、高尾の集落と黒姫を支える霧に煙った山裾が見える。
へそ曲がりの台風のお陰で、能登から新潟に線状降水帯が走り災害級の空。 その雨の中、お寺の営業に見つからない様に、こっそりと散歩に出てきた。 目的は他にもある。
南下の奥のタメ池、ここは彼岸花の名所。 だけど、今年はダメだった。 南面のガケは日照りで花は育たなったようだ。
明日はお彼岸の中日。 花持ってお墓参りに行って来よう
やっと少しづつ気持ちが落ち着いてきて、友人たちに電話をする気力が戻ってきた。 ゴミ屋敷になっていた「下宿部屋」の片づけも少しだけ出来た。 掃除機と床拭きは、2、3年後また元気が出た時に!
食材を求めてスーパーの帰り、車での通り縋り撮りたかった花畑に停まった。 午前中の雷と大雨で八石山にガスが掛かり、これまた幽玄の世界。 床屋さんで油売っていたら、我が家に虹が懸っていた。
節子が励ましに来てくれたんだろう。
昨日、上越環境科学センターの武田さんから「日本の高山植物」(どうやって生きているの?)を戴き、読み始めた。 著者は工藤岳さん北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授。
乾燥、突風のちに豪雪 それでも命を繋ぐ驚異の戦略
「命」とは何なのか?