塩野七生 「再び男たちへ」
愛されることと、憎まれることと、軽蔑されることの違いを次のように言っている。
誰ても愛されたいと願う。
だが、目覚ましい成果を上げた場合、愛されるよりも憎まれる方が多くなる。
人間は嫉妬するのか普通だからで、憎まれることは能力を認められたことの証明である。
しかし、軽蔑は同列に扱えない。
軽蔑は能力を認めたうえでの評価ではない。
能力を認めないことにより生まれる評価である。
それゆえに憎まれることはあっても軽蔑されることだけは避けなければならない。
かならずや実害につながる。
塩野七生の「再び男たちへ」
副題として「普通であることに満足できなくなった男の為の63章)
この本には毒が多すぎる。
すずめの兄弟
すずめの兄弟が電線で
大きくなったら 何になる
大きくなったらタカになる
大きくなったらペンギンに・・・・・
フイにこんな歌を思い出している。
だれだっけ・・・わらべだっけ?
写真は去年の1月5日のもの。
雪が多かったんだね!
実は、すずめの危機管理力に驚いている。
実は昨年までこんな写真が撮れたのだが、今年はダメだ。
夏、雀の群れに蛇が近づき、一羽のスズメが果敢に立ち向かっていたのだが、それ以来窓の外は危険区域になったようだ。
俺の影が少しでもチラつくと、一斉に飛び立って戻ってこない。
鶴やハクチョウには必ず「見張り」がいる。
スズメは誰かが危険を察知すると、群れ全体が一斉に逃げる。
弱い者にとって逃げる事と食う事は生きる為の必然。
妙に感心しながら、急に冷たくなったスズメ達と付き合っている。