「写真」という不思議

2024年12月15日 風の戯言

最近、「写真」の不思議さに迷い込んでいる。

妻が逝って、身体はそこにあるのに「妻」は抜けてしまった。
身体はそのままなのに・・・何かが消えてしまった。
亡骸・・・そう言うのかも知れないが・・・納得できない。

暫くして、それが「死」だと気が付いた。

病床で笑顔をカメラに向けた写真がある。
「死」を覚悟しながら、それでも俺の体調を気遣う妻がそこにいる。

写真という過去の断片の中に、「せっちゃん」はまだそこにいてくれる。

写真は横山のハクチョウ達。
長い旅をしてきた家族を労わるハクチョウ達が羽を休めている。

百年の孤独

2024年12月14日 風の戯言

百年の孤独、書評が賑やかだったので「買ってはおいた」
読み始めて、匙を投げた。
老化した脳味噌を無理やりかき混ぜようとしても、尚更無理ダンべ!

NETFLIX顔を出していたので880円払って観た。
ダメだ!
面白さが判らない、意味が判らない、創作の情熱が判らない。

男子として生まれてきて、孤独が怖いなんてことは無いだろう。
他人に理解してもらおう、なんて甘ったれていたら生きていけない。
人は意志を持つ。だから当たり前の事となのだ。

夕方、満月のような月が出ていた。
明日は「コールド・ムーン」あという。
適当なこと言ってるんじゃないよ。寒いんだよ!

最近、月が揚がる山の方向が違ううような気がする。
地軸がズレたかな?

ソウルの ”冬”

2024年12月13日 風の戯言

友人に勧められた「ソウルの春」を観た。
クーデターにより大統領になった「全斗煥」の物語。
イヤな映画だ。

驚いたのは、その直後に現在の大統領によるクーデターが発覚。

歴史は動いている、なんてカッコ付けた言い方が空しくなる。
コトは、欠点だらけだけど「これしかない」『民主主義』の脆弱性を撞いたもの。
政治家の「権力」の裏付けである「選挙」を負けた方が「不正選挙」だと言って仕舞えば全ては「オジャン」だ。

地政学でいう「半島国家」の悲劇と言えば半可通にも判ったような気にはなる。
だけどなぁ・・・。
ソウルは冬になってしまった。

横山の田圃の真ん中で北の旅人が羽を休めていた。
数百羽はいただろうか?

挂甲の武人

2024年12月12日 風の戯言

1週間ほど前にミコちゃんから送って貰った挂甲の武人。
このハニワの武人のタレ目が大好きで、送って貰った分厚い本に見入っている。
古里を守ろうという武人と、侵略に駆り出された武人の「目」が違うのかも知れない。

上野公園の銀杏が奇麗すぎる。

さすが「上野」!

エンデング・ロール

2024年12月11日 風の戯言

映画を観ていると、余韻を残しながら映画を創るために集まった人たちの名前が流れる。
監督も主役もカメラマンも通行人も切られ役も・・・名前が書き込まれてゆく。
いいんだなぁ。

会社のプロジェクトも、こんなエンデング・ロールが欲しい。

皆で創ったんだよと・・・。

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