朝5時から鯖石川を散歩するのが楽しくなった。
もう少し早いと、遊び足らない妖精たちは賑やかに帰って行く姿に会える。
深夜の闇に、白い亡霊が彷徨い出る。 立ち姿の霧のように白い亡霊がすーと目の前を過ぎてゆく。 何を告げに来たのか、あとでわかる。
2,3日亡霊が頭の中に住み、冨吉な予感に苛まれていたのだが、先祖の墓地と先祖のお寺不動産安住寺で祓ってきた。 前日は親の墓
ミシミシ言っていた不安が奇麗に取れた。これで心配ない。
八石山に陽が昇り、大らかな朝が始まる。
小さくなるなよ!
鯖石の谷には幾多の神々が御座っしゃります。 山々の清水を集めて鯖石川に向かう小さな谷々に、 この地に生を受けやがて消えて行く人間達を、神々は温かく涙しながら見守り給う。
仏は迷える人々に生きる道を説き、 命の限る生きる生命の尊さを温かい言葉で語り、そっと見守り給う。
神も仏も、人間は誠実であれと願う。
黒姫山は、みんなを温かく包んで、そっと見守り給う。