予報では大雨なのに、物足りない雨だった。
そっと申すと、ドカーーンとくるので滅多なことは言えないが、もっと雨が欲しい。
梅雨の雨が足りないと、田圃の水が干上がってしまう。
ダムが出来たので、稲が育つ時だけ水を配ればいい。
水が必要でないとき田圃を乾かし、機械化が出来る。
機械化により、農家は腰を曲げての田植えや腰を曲げての稲刈りから解放された。
雨の季節には大雨が降って洪水が起き、育ちかけた稲が全滅する。
雨が降って欲しい。
でも、多すぎたらもっと困る。
人間にとって都合のいい願いは、だから神に祈るしかないのだ。
雨の季節に、考えてもしょうがないのだが、神に祈る時間が増える。