公園の草刈り

2018年06月05日 風の戯言

我が家の目の前に中鯖石コミュニティの交通公園がある。
ここは素晴らしい環境で、コミュニティが有り、隣に保育所が有り、駐在所が有り、道路を渡れば鯖石小学校がある。
元中鯖石村役場があった所と言えばいいのかも知れない。

子育ての時代にこの環境に魅せられて棲家を構えた。

またかつて、庭の一角に柏崎気球会館があり、前の庭には一余塾が有りパソコン村があった。

私の生涯の中で、最もお世話になったところ、だと思う。

今、その公園の草刈りに燃えている。
帰宅してから15分、電池式草刈り機を押して僅かばかりの面積を刈る。
15分も草を刈ると電池も我が体力も限界に来て、家に帰って横になる。
元土方が何とも情けない限りだが、少しだけでも公園が綺麗になると何とも気持ちがいいのだ。

地域に少しだけでも恩返しをやっておきたい。

本当は自分が気持ち晴れるだけなんだけどね。

朝晩スズメたちに餌を撒いて、少しだけ遊んで貰って、夜は星を見て過ごす。

何と贅沢な暮らしなんだろう。

周広院 晋山式

2018年06月03日 風の戯言


自分の菩提寺にする周広院の晋山式に出席してきた。
会社で言えば社長交代みたいなもの、曹洞宗だけに若いお坊さんの真剣な姿が目に残った。
問答で、寺の住職になることに迷いは無いかとの問に、自分達の使命を明確に述べていた。

社会全体に、昔からの権威が崩壊しつつある。
それぞれの使命が形だけになっているのでは無いか ?
寺も、神社も、政治家も政府も・・・スポーツ団体すら目的を見失っている、というか忘れ去っている。

何でだろうと考えてみた。
日本の国が大切に育ててきたもの「和」が世界に窓を開けた瞬間に危機感が沸騰してしまった。
グローバル世界を迎え入れられずに「尊皇攘夷」に走ったのは分かるような気がする。
しかしそれは政治勢力をまとめる方便でしか無く、新政府は「脱亜入欧」に180度変わってしまった。

これは
「鬼畜米英」から「ギブミー・チョコレート」、民主主義に一夜で変わってしまった。

何が言いたいか。
自分の政治権力を守るために理念や使命感は欠片も無く、嘘やハグラカシで平気なのは明治初期から権力を持ち続けてきたのが誰であるか、考え見れば直ぐ分かることだはないだろうか。

変えてはならない「芯柱」が無くなってしまったのだろうか?

日本人の代表的美意識、新渡戸稲造の「武士道」からは程遠い。
嘘やごまかしは卑怯で有り、臆病者のやることである。
そして「仁」。

石塚孝が石塚組の理念に掲げたのは、ヘルメットのマーク「仁」だった。

恋は盲目、あばたもえくぼ。

2018年05月31日 風の戯言

 
 
 恋は盲目、惚れてしまえばあばたもえくぼ。
 英国の王室も日本の皇室も階級差を飛び越えた恋は素晴らしい。一途に恋を爆燃させ、将に思い込んだら命がけ、それが本当の恋なんだろうね・・・いいなぁ・・・。

 地域にもそんな「盲目的な愛」がカギになるのかも知れませんね。新渡戸稲造『武士道』には『批評するより行動せよ』とあるそうです。一丁前にズベコベ言ってないで、こうだと決めたら突っ走ってみろ、答えは後から付いて来る、ってことかな。
   
 「地域への夢」も行動があってこそ可能性が見えてくる。柏崎は愛情表現がヘタなのか、根性が曲がっているのか、嬉しそうに柏崎の悪口を言い合って酒を楽しんでいる。美味いんだけどね。中には世間様にまで向かって些細な悪口を吹聴している輩もいる。特に新潟の「文春砲」みたいなのは何ですか。角さんなら「彼等にも生活があるのだから」と笑い飛ばすところだけれど、表も裏も情報筒抜けで柏崎の評判はがた落ちですよ。天に唾して、地域みんなで暗くなってしまっている。悔しいね。

 いつの間にか、地元の悪口を言うのが習性になって、悪口言っているうちに悪臭が漂い、地域も、ただ一度の人生も終わってしまう。地元の悪口を言えば自分のステータスが上がる・・・とでも思っているのか、「ばかのこっちょ」だね。
 「柏崎は素晴らしい」ナンテ言えば「ザイゴモン!」と馬鹿にされるけど、東京に何があるんだね。

 勿体ないね、こんないい町。海があって、山があって、変な人達が多くて、新幹線は無いけど高速道路のインターが3ケ所もあるなんて「贅沢こくんじゃねぇぞ!」だよ。

 いろいろあっても『置かれた場所で咲きなさい』かも知れないね。惚れてしまえばあばたもえくぼ。悪口言うのも愛のうちか・・・いやいや可愛いいんですよね、柏崎。

 写真は落ち葉で描いた絵です。高柳町の人。

 

『運』について

2018年05月29日 風の戯言

俺は運がいい。
出会い、というか「こんな人に会いたい!」と願うとそのチャンスが思わぬ形で現れる。
今までの人生は、そんな幸運に彩られている。

もう一つの「運」
まさに『危機一髪』のところで死をすり抜けてきている。

1つめはこうだ。
野田から柿崎にいたる『小村峠』
原発建設のために石材を運ぶ道路を建設していた。
雪が融けて、現場の見回りに坂道を車を走らせていたら一抱えもある石が空に浮いている。
何だろう? と思った瞬間に「落石だ!」と分かり同時に急ブレーキを踏んだ。
『ドッカーン』と石は車のボンネットに墜落し、タイヤとスプリングに飛ばされて崖下に落ちて行った。
一瞬遅ければ、フロントガラスを突き破って俺を直撃したのだろう。
凄いね。

2番目の幸運
何年の歳だか忘れたが、結婚記念日に新潟からグアムに飛び立とうと、高速を走っていた。
前日の小雪がまだ追い越し車線に残っていたらしい。
スピードを上げた瞬間に前を走るトラックのしぶきがフロントガラスに当たり、俺は無意識にブレーキを踏んだらしい。
車の後ろから左路側のガードケーブルにぶち当たり、跳ね返されて中央分離帯に前部が突っ込んで止まった。
当時の我が愛車、三菱GTOは前後グチャグチャ。
『まだ働けとか』意味も無い言葉を吐きながらドアを開けたら開いた!
さすが三菱 !
ゆるいカーブなのに後続車が無く追突事故に会わなかったこと。
高速道路の非常用電話が直ぐ脇だったこと。
これも幸運、凄いね。

3つめは現場の話、
いくつかあるんだけど、これは宮平の谷川に堰堤を造る作業現場。
まだお昼には少し時間があったけれど、7人くらいの仲間を現場から上げた瞬間、山が崩れて今までいたところは崩土に埋まった。
もしあの時に俺が行かなければ、もしあの時頭の中で警戒警報が暴れなかったら・・・・

人との出会いと意味不明の幸運。

不思議な人生を過ごしている。

安倍晋三総理

2018年05月23日 風の戯言

森友学園、加計学園、自衛隊海外派兵・・・
いろいろ世間は騒がしい。

第一次安倍内閣の無念の退陣で彼は魔物に取り憑かれてしまったようだ。

「日本国内閣総理大臣」であることが絶対的価値観であり、何をしたいのか分からない。

『言葉』を失い、『信頼』を失い、『己』を失っている。
特に言葉が意味をなさなくなり、権力を振りかざす鬼神となり、周囲は家畜と化した。
総理は躊躇なく嘘を言い、周囲はその嘘に会わせて公文書を破棄したと嘘を重ねる。
自民党、公明党等の与党政治家が反対行動を穫らないのは何故だろう。

これほど精神を破壊された政治家がいただろうか ?
これほど役立たずの政治家や官僚、なすべき手もない野党があった時代があっただろうか?

言葉が壊されている時代。

『切腹』も『暗殺』も無くなった時代。

最も大切なのは『誇り』だ。

『独立不羈』

日本国の中で失われたものは重い。