秋を拾いに

2017年10月03日 風の戯言


 先月末、ここにも書いた2人の気球の仲間が相次いで亡くなってしまつた。

 電話で日本気球連盟立ち上げの頃の思い出を語り、久し振りに皆で一杯やりたいね、なんて話していた直後だけに些かショック。

 京都や東京、柏崎で理事会を開き、この楽し過ぎる遊びを全国に広めるためにどうするか、なんて議論を熱っぽく語っていた頃を思い出す。

 もう45年近い昔の話になる。

 明日は高本さんの葬儀に東京に行ってくる。

 気球のカレンダーを作って30年にもなるという。
 揃っているはずだけど、調べてみよう。

 秋を拾いに、無性に山道を歩きたくなっている。

敬老会

2017年10月01日 風の戯言


 10月1日(日)
 前の中鯖石コミュニティが朝から騒がしく、聞いてみたら「敬老会」とのこと。

 石塚、老人クラブに入れ !

 地域の友人が誘ってくれるが、「嫌だ !」と拒否し続けている。

 俺はまだ未完成であり、やることがズレている。

 時々、自分が嫌になるんだけれど・・・

友あり遠方より来たる

2017年09月27日 風の戯言


 ジャカルタの山田さんが訪ねてきてくれた。

 市内を二軒ほど歩いたが、余り酒を嗜まない彼には申し訳なかったけれど、学生時代からの話のタネは尽きず、楽しい一時を過ごした。
 ジャカルタで200人ほどの医師や医療関係者を組織し、五軒の医院を運営するのは大変な苦労を強いられているのだろうけれど、石家荘やマニラでの気球飛行の思い出など昔話に花が咲いた。

 今日はまた、東京の仲間から電話があり、肺に水が溜まるとか、もう一人の友人は心臓・肺・胃に癌が転移し大変だとか話していた。
 
 昔の、爆燃していた仲間達が老いてきている。

千の風になって

2017年09月25日 風の戯言


 私のお墓の前で酒を飲まないで下さい♪

 念願の私の墓の前で、夕陽に照らされる八石山を見ながら、酒を飲むことが出来た。
 正直言えば、私の墓はもっと左の藪の近くなのだが・・・。
 ステージとしては、私の墓はヤブ蚊も多く、洒落にならないけれど、住職横山家のお墓はもう絶好の座敷だった。

 お天気も良く、暑くも涼しすぎもせず、もう最高!

 周広院は八石城(善根城)城主毛利大万の介周広が建立したと伝えられる。
 
 村の歴史を語らいながら、中越沖地震を生き延びた原酒造の「蔵の至宝」は格別な味わいがあった。

 こんな贅沢な時間もあったのだ。

メキシコ地震

2017年09月20日 風の戯言


 昨日の夜、と言うより今日の明け方か?
 夢の中で地震に遭遇し、携帯も乗り物も、金もなく見知らぬ土地を逃げ惑っていた夢にうなされていた。日頃の悪事の「賜物」なんだろうけれど、イヤイヤ楽なモンじゃないね。

 ビックリしたのは早朝のニュースで、その時間帯にメキシコでおきた大地震のことを知った。
 地球の裏側の地震に反応するなんて、やはり俺はただ者ではなさそうだ。やんなっちゃうね。

 話はぶっ飛ぶが、もはや「哲学」は何の用もなさない時代なのか?  週刊文春の土屋賢二のコラムを読んでいたら、やはり同じ感性に出会い、考えさせられた。

 安倍総理の言葉が空疎なのには苛つくが、最近はどっしりした価値観の上で議論することが少なくなった。自分の言葉が浮いているのが判っているだけに、情けない。

 柏崎刈羽原発の再稼働容認のニュースに、NHKからインタビューを受けたが、放送された数秒の自分のコメントにガックリ!
 思いの丈を語った、その一部を、小さなノミで削り取ったような「数秒」に割り切れなさが残る。

 やはり、俺は拙い文章で訴えるしかなさそうだ。

 寂しい夜だね。