何時の頃の写真だろう ? 俺の生まれる前の石塚家の姿がある。
改装をしたのか、記憶にある間取りが合わない。 上の玄関、中の玄関、そして台所の下の玄関が繋がらない。
庭の「鯖石様」は今も元の位置にある。 鯖石の名の謂れの1尺8寸の鯖の形をした石を祭ってあり、見た者は目が潰れるとの言い伝えがある。
電線が通っているから、年代を調べれば判然とするだろう。
周囲には畑が広がり、この位置からは座敷で西面する優雅な池をめぐる庭は見えない。
石塚家 400年の歴史を思い起こす。
こんな時間もいいもんだ。
副題に ノーブレス・オブリージュとは何か とある。
柏崎商工会議所の書棚からくすねてきたこの本の魅力に取りつかれている。 理解はできないが、ただこの本の素晴らしさには目を見張る。 日本統治時代の台湾から新渡戸稲造に心酔し、その学問を究めようとしている。 学問の奥深さに打ちのめされたような感じだ。
自分流の哲学を組み立てていたつもりだが、この本を読むと自分の組み立ててきたものは赤子の痴戯にさえならない。
だが、本筋では間違っていない。
もう少し読み込んでみよう。
写真は曽地長橋の池。 傷ついた白鳥の羽が汚れ切っているのが心を痛める。
会社を首になったら時間を持て余しフラフラしている。
久しぶりに石川峠を上り、田島峠を降りてきた。
みんな昔の仕事場。
たまにこんな時間もいいもんだ。
笠島のトンネルの中に鯖石ブドウ園のワインを貯蔵し楽しんだことがある。
運び込んで1ケ月もしないうちから味見を始めたらいいワインからすぐに無くなってしまった。
一財産できるかと思っていたのだが・・・。
夏草やバカ者どもが夢のあと
上越寄りの柏崎の端、大泉寺の下にラーメン店がある。
メニューの中に「地獄の一丁目」があり、これが美味い ! 「三丁目」だと確実に死ぬ。