台風18号

2017年09月18日 風の戯言


 前の庭の花壇の脇に我が家の無花果が有る。
 まだ若い樹ながら多くの実をつけてくれる。
 毎日5個くらい採れる。ただ、完熟を待っているとカブトムシや鳥ににやられてしまう。まぁ、虫や鳥が半分、我が家が半分、まぁそんなもんだ。

 台風18号が柏崎と佐渡の間を通り抜けた。
 暴風雨を心配していたのだけれど、奇跡的に大した被害がなかったようだ。九州や中国・四国地方のニュースに釘付けになって、進路から言えば柏崎もやられる、と心配していたけれど・・・。
 東電も被害がなくて良かった。
 まだ刈り入れも残っているし・・・天が見ていてくれる。

 17日は海外視察組の帰国日、これも定刻通り無事に帰国。

 同じ日、兄貴の一周忌法要。
 たった1年、随分と遠くなってしまった。

 色々な思いを抱きながら、次第に秋が深まっていく。

シアトル、シリコンバレー視察旅行

2017年09月13日 風の戯言


 長い間の懸案だった社員の海外視察がやっと実現した。

 世界は激変している。
 その生の世界を体験して欲しく頭の中で企画していたが、長い間、決断できなかったが、やっとスタート出来た。

 自分の頭の中。
 住んでいる地域。
 自分の業務範囲、日本。

 そんな中でも、見えざる変化は激動している。

 それを「感じる」には「旅」しかないのだろうと思っている。

 人類は旅をしたから知能を発達させてきた、と言う。
 食料を求め、或いは追われ、新しい土地で必死に生きてきたことの結果なのだろう。退いたら死しかない未来を、高い壁をぶち破ってきたのだろう。いやいや、凄いもんだね。

 1週間の旅でしかないが、彼等3人が何を持ち帰ってくるのか、楽しみだ。

 写真は会社で働く「ルンバ」、ワンちゃんが乗っている。

駄句習作

2017年09月09日 風の戯言


 「デデッポッポー仏法僧が歌う Let it be」 草風

 「雨見詰めショパン聴いてるサイコパス」 草風

 「新涼の雲間を走る星一つ」       草風

 今日、重陽の節句は片貝浅原神社の奉納花火
  明日も天気予報は良かったようだ。

   片貝の人達への贈り物

 

2017年09月05日 風の戯言


 穫れ秋の雲間を走る星一つ

 「穫れ秋」なんて言葉は鯖石だけのものかも知れない。
 丹精を込め、災害を心配し、ようやく実った稲の収穫。

 これでまた一年食いつなぐことが出来るかも知れない。

 これは百姓にとって最高の喜びなんだろうと思う。

 秋の夜空を見上げれば、月に照らされた雲は白く、風に流され、星が走っている。秋は最高調 ?

 収穫が始まると雀たちも食う心配がなくなったらしい。

 暇ならば俺と遊べや雀たち

 

秋の小粟田原

2017年09月04日 風の戯言


 そう言えば、我ら越後風船共和国の「かぐや姫」が小粟田原に舞い降りたのは稲刈りの真っ最中だった。

 我が家の前を飛び立った「かぐや姫」は北条の山の中に落ちてしまった。「かぐや姫」救出のために道のない藪の中を分け入り、ようやく見つけた所までガスボンベを担ぎ上げた。

 文字通りの藪の中から、再び「かぐや姫」は秋の空に舞い上がり、山を越え、谷を越え、紙に導かれるままに小粟田原に舞い降りた。

 追跡していた我々が見つけたのは、刈り入れの済んだ田圃に気恥ずかしそうな仲間の姿だった。

 翌年の3月、この地は「風船一揆」の聖地となった。