緑陰

2017年05月21日 風の戯言


 季語としては真夏なんだろうけれど、庭木の木陰にサマーベッドを持ち出し、週刊誌を読んでいる内に眠ってしまった。
 最近は文字を追っていっても、目から入ってもケツの穴から宇宙に飛び去ってしまう。まるで屁だ。

 本を読む意欲により脳軟化のレベルを自己診断している。

 1.読む気にならない
 2.週刊誌を読む
 3.小説を読む
 4.ビジネス書を読む
 5.メモを取り、文書を書く

 認知症は脳の中にアミロイドβが蓄積されるから、らしい。所謂「ゴミ」らしいけれど、これを捨てるのは睡眠が特効薬、とか。
 今日は日曜日。頑張って一生懸命、寝た。

 寝過ぎは良くない、らしい。早く言ってくれ !

五月晴れ

2017年05月20日 風の戯言


 気持ちのいい五月晴れが続き、田植えも終わって、山は新緑に衣替えしている。

 遠く、魚沼の奥には、まだ白い山が見える。

 夢の森公園のカキツバタを見に池の周りを散策してきた。

 ゆったりした時間が流れている。

母の日

2017年05月14日 風の戯言


 12日、ビックサイトに向かったら電車に迷い、アチコチ乗り継ぎで歩いてやっと辿り着いた展示場でギブアップ。
 それでも出張費の元を取ろうとめぼしきものを探し出し朦朧として説明を聞いていたが、もう限界。
 這々の体で東京駅に辿り着き、来た電車に乗ったら何とか長岡に着いた。

 ということで昨日、今日は殆ど寝たきり。

 さはあれど、今日は母の日とか。
 南鯖石のお墓にカーネーションを持ってお参り。
 分かれてから、もう70年になる。

 時は流れ、世の中は変化し、それが生きていることだという。
 
 70年前5歳の子供をおいて旅立たなくてはならなかった母の無念が、今も自分を守り続けていてくれるように感じる。

 多分、母の時間は止まったままなのだろう。

窓を開ければ・・・

2017年05月07日 風の戯言


 裏の窓を開けると、蛙たちの声が忍び込んでくる。

 最近は、あの合唱に詩情を感じなくなった。

 それでも、椅子でぼんやりしていると、
  認知症が進んだ俺の胸に入り込んでくる。

 何処かに、俺の繊細な魂の遊ぶところがあるはずなのだが、
  訪ねてみても、みんな崩れ去っている。

 もう少し、ゆっくりと時計の針を回すことなんだろう。
  秒針、なんて馬鹿なことを考えた人達を罵りたくなる。

 時間なんて。明け六つと暮れ六つがあればそれでいいんだ。

  「今、何時(なんどき) ? 」

   「さぁ・・・? 」

  痴呆症が、Happy な時代に引き戻してくれる。

 写真は高柳町岡田からの鯖石川
  高柳にはまだこんな風景が残っている。

ドローン捜索隊

2017年05月06日 風の戯言


 5月5日は端午の節句、こどもの日、そして立夏。

 連休は倅夫婦に娘夫婦、そして子供達が3.5人で計9.5人。
 老夫婦だけのの我が家は将に民宿状態。
 遊びに食事に、賑やかな笑い声が絶えず、老妻の笑顔が何よりのご褒美。助かった。

 先日山中に消えたドローンをスマホのグーグルマップを頼りに探索。何十年振りかに藪をこざき、娘夫婦の子供達も加わり、GPSで示された地点で発見。

 流石、文明の利器でござんす。

 2日間にわたる探索で、俺はヘトヘト。夕方ゴルフの練習に行ったが、既に朦朧としていて、打球は好き勝手な方向に飛び、夜はグロッキー、完全にホトケ様になってしまった。

 今日は雨の上がるのを待って、整備し、試運転。どうやら異常は無かったようだ。 ヤレヤレ !