2018FIFAワールドカップ ロシア
庭のチェアで夜空の星を眺めている。
俺には北斗七星と北極星しか判らないが、中に酩酊したような星が星座を横切っていく。
昨日の星はアレはなんだろう。
北から南西の空を目指していた星が頭上で東に流れ、八石の上で南に去った。
時折強烈な光を放ちながら踊っている。
昼間は朝昼晩とスズメたちが食事を待っている。
可愛い者で、食事時になると食事係が催促に来る。
窓を開け米粒を撒くと、警戒していた仲間が寄ってくる。
少し津津慣れてきたようだ。
サッカーは余り好きじゃなかった。
しかし、外国チームの動きの激しいサッカーを見ていたら少し見方が変わってきた。
体力と知力と運命の女神が強烈にぶつかり合う協議に魅了されてしまったようだ。
実に素晴らしい。
今日、糸満市摩文仁の平和記念講演でかい際された沖縄慰霊の日に中学3年生が捧げた詩「いのち」は実に素晴らしい。
嘘とフェイク
昔、ある町に「センミツ」と称された男がいた。
いや、奴は「マンミツ」だという人達もいた。
千に三つしか本当のことがないのだと。損得に関係の無い、たわいもない話にまで「嘘」が混じるのだという。
最初会った時は彼の話を喜んで聞いていた。
しかし、その話を他でやると、石塚さんそれは違うよ、嘘だよという。
でも暫く俺は彼を信じた。
しかし、ある温泉宿で、玄関に飾られた大きな四角い竹を物珍しそうに眺めていたら、彼は「ああ、この竹 ? 裏の山にいくらでも生えているよ」とのこと。
翌朝宿の主人に「そうだってねぇ」と聞いた話をしたら「とんでもない、外国からもってきたものだ」という。
さすが俺は目をパチクリさせて、その嘘を、その男が嘘つきであることを確認した。
確認してみると、彼が得意になって話していたことが全て嘘だった。
俺に平気で嘘をつく男を、俺は許せなかった。
俺は奴をボコボコにし、以後一切俺の目の前に現れないようにした。
町の人は「石塚を本気で怒らせた」とみんなが判ってくれた。
遠い昔の話しだ。
今、政府の頭目をはじめ官僚達は平気で嘘をついている。
こんな人達が日本に必要なんだろうか ?
「信頼」の元は「嘘をつかないこと」だ。
しかし、恐ろしいのは「嘘」を言っているという自覚のない馬鹿者達がいることだ。