君は虹を見たか

2016年07月09日 風の戯言


 久振りに夕方の虹を見せて貰った。

 車の窓から一瞬虹が見えたのだが、撮影地点に着いたらもう消えていた。その間、僅か1分足らず。夕陽は雲間に隠れてしまった。

 うーーん・・・

 そんな簡単に諦められるものではない。

 うーーん・・・、よし !

 「俺は虹が見たい ! 夕陽よ、雲間を開けてくれ !」

 すると、どうだ ! 山の右手の方から虹が架かり、霧の流れる八石山を覆ったではないか !

 俺は常人よれ勝った運を持っている。時により、自然さえ味方してくれる。ひょつとして、俺は神なのかも知れない。

 調子に乗ってバカこくでねぇ。
 本当の神の声が聞こえる。

神様メール

2016年07月07日 風の戯言


 本当の「愛」なるものを知らない人間にとって、この世界は不可解極まりない。煩わしい、といった方が適切なのかも知れない。

 「愛」なる世界が「無条件」で受け入れられる希有なものだとすれば、尚更俺には判らない世界になる。

 まぁ、どうでもいいや。

 神様メールが、人間に生存時間を知らせたら、残された時間をどんな生き方をするのだろうか?
 キリストの世界を知らない異教の徒にとって、理解が出来ない、面白さが判らない。
 大分ヤキがまわってきたらしい。

 まぁ、どうでもいいや。

 写真は我が下宿部屋から。
 大家さんに一部屋貸して貰い生活している。

 こんな暮らしも、いいもんだでや。

 そうそう、今夜は七夕、でした。
 

・・・・・・・・

2016年07月05日 風の戯言


 男は黙ってサッポロビール・・・か。

 そんなもんだ。

戸隠見参

2016年07月03日 風の戯言


 妄想に突き動かされて戸隠に走った。
 大雨の予想も、それはそれで「いいじゃないか !」

 遠乗りは久し振りだ。
 もう2年近くドライブを楽しんでいない。
 忌まわしい「事故」のせいなのだが・・・

 戸隠の唐松林が見たかったのだが・・・白秋のイメージが残りすぎていたのだろう、奥の知れないカラマツ林の妄想はそこには見られなかった。林の中を霧の残骸が流れていくのは、それはそれで俺の心を搔き毟るのだが・・・。

 早朝に出て行って、10時頃には家に戻った。
 腹が減った。

 高速代と駐車場料金が嫌に頭に残った。
 勿体なかったかなぁ・・・

7月になれば・・・もうなったか・・・

2016年07月01日 風の戯言


 窓から日中の暑さを忘れたような涼しい風が吹き込んでくる。
 涼風に誘われて庭に出てみれば、僅かに星たちが見える。

 考えてみれば、この惑星に変な生物が生きていること自体が不思議なことなんだが・・・風は流れていく。

 東京に行くと自分の立ち位置が見えなくなるけれど、闇に鎖された山村に居ると、人の世が見えてくる。

 それにしても、昨日の青柳さんの講演は素晴らしかった。
 夢を持ち、その夢に向かって直走る彼の姿は、ゲバラに重なってくる。
 柏崎は、この苦しい季節に、得がたいリーダーを持つことが出来たのは、将に天の恵みだと思う。

 7月になった。
 俺はまた一つ星を掴んだような気がする。

 やはり、神は居るんだよ。