遅ればせながら「謹賀新年」

2016年01月06日 風の戯言


 高柳の山奥の板前が「石黒はハワイみたいだ ! 」と叫んでいた。「だって、お正月に20センチの雪しかないんだぜ ! 」
 このジョークにすっかれやられてしまってハワイアンを踊りたくなった。
 判るんだなー、雪が降ると「子供が屋根に飛び降りて困ってしまう」と大人が嘆く土地柄、平年だと5メーターくらいの雪になるのか・・・。

 閑話休題
 高速道路を走っていると、蒲原の田圃に白鳥が散らばり、鯖石川の堤防を散歩していると大型のサギのような鳥が遊んでいる。土手の草藪から雀の群れが一斉に飛び立ち、空に舞っていく。
 でも、不思議なことにいつの間にかまた元のグループに戻っている。
 鳥たちのGPS機能と通信機能はどうなっているのだろう。
 Wi-FiにつながったLiNEを楽しんで居るように見える。
 
 いや、果物にも笑顔があったのだ !

 昆虫の世界も凄いらしい。
 小さな、可愛そうな奴、と思っていたがどっこい「彼らは素晴らしい能力を持った人間とは全く違ったモノ達だったのだ。

 現代の眼でファーブルの世界を再探検する必要があるようだ。

 生の世界は素晴らしい。

じょんのび村の雪

2015年12月27日 風の戯言


 1週間がぶっ飛んでいった。
  月曜日は来客と取材
  火曜日は上京、顧客年末挨拶
  水曜日は東京、弁護士事務所
  木曜日はうんじゃらげ・・・飲み過ぎ?
  金曜日は胃カメラ、KISNET 20周年宴
  土曜日は・・・何してたんだろう?

 夢は持ち続けるもんだなぁ・・・つくづく思う。
  馬鹿げた夢でも、「出来る!」と思い続ければ情報とネットワークは拡がって行く。

 その中の一つがKISNET柏崎インターネットサービス
  1995年12月24日 クリスマス・イヴにインターネットを開局した。
  以来20年、世界の通信環境は激変を続けている。
  その前、1986年にパソコン通信KISNETを開設。以来30年。
  丸山君は他界してしまったが、当時の中間10人が集まり、昔話から未来への話ま
  で、話は尽きなかった。
  いい仲間に巡り会えた幸せを噛み締めている。

 海からエネルギーを貰えないか ?
  水はH2Oで完全な「資源」、そこから水素を取り出す方法は電気分解が早くから
  知られている。
  ならば、資源と方法はある。後は取り出す方法の革命。

  柏崎にその人が居た。
  夢が近づいた。
  凄い町だ。

冬の日差し

2015年12月20日 風の戯言


 窓の外に夕陽が差している。

 先日降った雪が芝の上に残っている。

 何処か、懐かしい風景。

 暖冬は嬉しい。

 COP21でCO2削減や温暖化防止が叫ばれているが、バカを言ってるんじないよ。
 雪国に暮らす者にとって雪は災害以外何ものでも無いからね。

 「雪地獄 祖先の地なれば住み続げり」

 先祖は佐野なんだけどね、17代400年以上もここに住んでいるらしいけど・・・。

 温暖化は賛成だね。

 歳取ると寒さがこたえるし・・・・・・・。

じょんのび村の夕陽

2015年12月19日 風の戯言


 じょんのび村の夕陽・・・
 竹の、こんな風景を初めて見たような気がする。

 

 絶望のその先に、仏は居るのかも知れない。

 人は悶絶し、煩悩を根絶した状態を「悟り」と言うらしい。
 日常世界の認識から離れ、宇宙の中に身を置く。

 しかし、それじゃぁ、つまらんだろう、仏は言う。

 慈悲心で利他的に生身の世界に関与する「現実性」

 それも仏の道だという。

 仏の世界も楽じゃなさそうだ。

 

真珠湾爆撃

2015年12月08日 風の戯言


 歴史に「if」はあり得ないけれど、でも「もしも」あったら・・・と思わせる本「賊軍の昭和史」が興味深い。

 「何故、あんな無謀な戦争を始めてしまったのか ?」

 富山市の発行している南北が逆になっている地図、中国の上に日本があるあの地図を眺めてそんなことを考えているとGeopolitics地政学とか言う学問の言わんとすることが何となく理解できる。

 貧しかった日本が、いや「餓えた」日本人が当時の「理論」で植民地を求めたのは理解できる。
 しかし、何故アメリカを相手に戦争始めなくてはならなかったのか・・・そんな疑問に時代の背景を見せてくれる。

 それにしても世界を知っていた指導者達の「知見」が何故暴走族を説得できなかったのか。歴史の「if」に苛立ちを覚える。

 庭の山茶花がいっぱい花をつけている。