友あり遠方より来たる

2017年09月27日 風の戯言


 ジャカルタの山田さんが訪ねてきてくれた。

 市内を二軒ほど歩いたが、余り酒を嗜まない彼には申し訳なかったけれど、学生時代からの話のタネは尽きず、楽しい一時を過ごした。
 ジャカルタで200人ほどの医師や医療関係者を組織し、五軒の医院を運営するのは大変な苦労を強いられているのだろうけれど、石家荘やマニラでの気球飛行の思い出など昔話に花が咲いた。

 今日はまた、東京の仲間から電話があり、肺に水が溜まるとか、もう一人の友人は心臓・肺・胃に癌が転移し大変だとか話していた。
 
 昔の、爆燃していた仲間達が老いてきている。

千の風になって

2017年09月25日 風の戯言


 私のお墓の前で酒を飲まないで下さい♪

 念願の私の墓の前で、夕陽に照らされる八石山を見ながら、酒を飲むことが出来た。
 正直言えば、私の墓はもっと左の藪の近くなのだが・・・。
 ステージとしては、私の墓はヤブ蚊も多く、洒落にならないけれど、住職横山家のお墓はもう絶好の座敷だった。

 お天気も良く、暑くも涼しすぎもせず、もう最高!

 周広院は八石城(善根城)城主毛利大万の介周広が建立したと伝えられる。
 
 村の歴史を語らいながら、中越沖地震を生き延びた原酒造の「蔵の至宝」は格別な味わいがあった。

 こんな贅沢な時間もあったのだ。

メキシコ地震

2017年09月20日 風の戯言


 昨日の夜、と言うより今日の明け方か?
 夢の中で地震に遭遇し、携帯も乗り物も、金もなく見知らぬ土地を逃げ惑っていた夢にうなされていた。日頃の悪事の「賜物」なんだろうけれど、イヤイヤ楽なモンじゃないね。

 ビックリしたのは早朝のニュースで、その時間帯にメキシコでおきた大地震のことを知った。
 地球の裏側の地震に反応するなんて、やはり俺はただ者ではなさそうだ。やんなっちゃうね。

 話はぶっ飛ぶが、もはや「哲学」は何の用もなさない時代なのか?  週刊文春の土屋賢二のコラムを読んでいたら、やはり同じ感性に出会い、考えさせられた。

 安倍総理の言葉が空疎なのには苛つくが、最近はどっしりした価値観の上で議論することが少なくなった。自分の言葉が浮いているのが判っているだけに、情けない。

 柏崎刈羽原発の再稼働容認のニュースに、NHKからインタビューを受けたが、放送された数秒の自分のコメントにガックリ!
 思いの丈を語った、その一部を、小さなノミで削り取ったような「数秒」に割り切れなさが残る。

 やはり、俺は拙い文章で訴えるしかなさそうだ。

 寂しい夜だね。

台風18号

2017年09月18日 風の戯言


 前の庭の花壇の脇に我が家の無花果が有る。
 まだ若い樹ながら多くの実をつけてくれる。
 毎日5個くらい採れる。ただ、完熟を待っているとカブトムシや鳥ににやられてしまう。まぁ、虫や鳥が半分、我が家が半分、まぁそんなもんだ。

 台風18号が柏崎と佐渡の間を通り抜けた。
 暴風雨を心配していたのだけれど、奇跡的に大した被害がなかったようだ。九州や中国・四国地方のニュースに釘付けになって、進路から言えば柏崎もやられる、と心配していたけれど・・・。
 東電も被害がなくて良かった。
 まだ刈り入れも残っているし・・・天が見ていてくれる。

 17日は海外視察組の帰国日、これも定刻通り無事に帰国。

 同じ日、兄貴の一周忌法要。
 たった1年、随分と遠くなってしまった。

 色々な思いを抱きながら、次第に秋が深まっていく。

シアトル、シリコンバレー視察旅行

2017年09月13日 風の戯言


 長い間の懸案だった社員の海外視察がやっと実現した。

 世界は激変している。
 その生の世界を体験して欲しく頭の中で企画していたが、長い間、決断できなかったが、やっとスタート出来た。

 自分の頭の中。
 住んでいる地域。
 自分の業務範囲、日本。

 そんな中でも、見えざる変化は激動している。

 それを「感じる」には「旅」しかないのだろうと思っている。

 人類は旅をしたから知能を発達させてきた、と言う。
 食料を求め、或いは追われ、新しい土地で必死に生きてきたことの結果なのだろう。退いたら死しかない未来を、高い壁をぶち破ってきたのだろう。いやいや、凄いもんだね。

 1週間の旅でしかないが、彼等3人が何を持ち帰ってくるのか、楽しみだ。

 写真は会社で働く「ルンバ」、ワンちゃんが乗っている。