親父の命日

2012年04月10日 風の戯言


 今日、4月10日は親父の命日。
 早いもので、もう60年が過ぎてしまう。

 死ぬ前夜は、隣の姉の家で親父と俺と甥の3人で風呂に入り、俺の脱腸気味のチンボコを掌にのせ、心配そうに眺めていた姿が今も脳裏から離れない。翌日登校したら直ちに家に帰れという先生の言葉。30分の道のりを、何が起きたのか懸命に考え続けながら歩いた。
 行兼集落の手前、岩野の坂に近づいたとき「紋兵衛」のとっつぁんが自転車で迎えに出ていて「載らんかね」と声を掛けてくれた。
 何が起きているのか理解できず「載らねぇ」と意地を張ったら「左右衛門」のじさんが「おおごったのう! 昨日まで何ともなかったのにのぉ」との会話を聞いて「親父、死んだな」と思った。
 葬式は一部始終を覚えている。遠い昔の話だが・・・忘れたら自分に価値がなくなる。

 4月10日は、だから気が重い。
 周光院の横山住職に毎年お経を上げて貰っている。

 戦後の公職追放であたら有能な政治家が野に埋もれてしまったのは、子供としても惜しすぎるように思う。
 地域経営とは何なのか、厳しすぎる現状の中で、先頭に立って実践してきた事蹟は語り継がれている。 世の中随分変わってしまったが・・・それもまた人生なのだと思う。

春の

2012年04月09日 風の戯言


 散歩道の土手に蕗の薹が芽を出している。
 なにやら摘むのが惜しいくらいに頑張っている。

花祭り 雪のち晴天

2012年04月08日 風の戯言


 4月8日 花祭り
 上野の桜は満開で花見の人達でごった返している・・・とか。
 雪国越後は、朝は10センチの降雪、そしてまだ庭の積雪70センチくらい。
 午後は晴れて散歩日和。

 夕陽を楽しみながら道路脇の蕗の薹を摘んでいたら、テレビアンテナ線を見回りに来ていた人からも両手に一杯の蕗の薹を貰った。地域の人達は優しい。

 先週はいろいろなことが有り過ぎたなぁ・・・。

 1日 エイプリル・フール
 2日 幼なじみ2人の誕生日
 3日 嵐の夜の宴会
    自宅屋根が吹き飛ばされた
 4日 屋根の応急工事、嵐の後の片付け
    2階、雨漏りの清掃片付け
 5日 屋根の復旧工事
    柏崎2つの大学新入生歓迎会
 6日 創業25周年パーティ
 7日 愛妻の誕生日・・・
 8日 そして今日はお釈迦様の誕生日

 嵐の後、話を聞いてみたら屋根を吹き飛ばされた、なんてのは自宅だけ・・・選ばれた家なんだなぁ。またこの程度で済んだのは神様仏様のお陰。これから気をつけて頑張れ、とのことなんだろう。

 鬱病が治ったみたいだ。

春の嵐

2012年04月04日 風の戯言


 この時期、低気圧で952hPsと言うのは多分ないと思う。
 昨日の、この春の嵐は我が家の屋根を吹き飛ばすという被害をもたらした。幸い、夜の雨が少なかったので助かったけれど、停電と雨漏りには参った。電気の有り難さが身に染みた。

 今日は朝から石塚組の人達が駆けつけてくれて、応急処置と片付けは済ませて貰った。会社の人達にも「ママアシスト」してもらい、平常な夜に戻った。有り難いね。

 それにしても大変な一日だった。
 屋根の工夫をしなければならないようだ。

エイプリル・フール

2012年04月01日 風の戯言


 4月に入ったのに、中鯖石地区加納地域内はまだ1メートルに近い雪に埋もれている。それでも、軒下の雪は少なくなったので窓の雪囲いの板を外した。窓が少し明るくなって、気分が和らぐ。

 そう言えば今日は「エイプリル・フール」、この日だけは「嘘」をついてはならない日。残りの364日は「嘘・デタラメ」が許される・・・政府も企業も個人もAIJも・・・。