酒に漬される日々

2010年01月26日 風の戯言


 毎日が飛ぶが如く過ぎ去って行く。
 この歳になって、こんな状態は健康的とは言えない。
 微かに存在の揺らぎを感じる。

 なんて一丁前のこと言いながら飲んだくれているのもいい加減なものだが・・・。
 新潟産業大学の寄附講座について(財)日本生産性本部の支援をお願いが聞き入れて貰えそうなので実はご機嫌 !
 夜は柏崎商工会議所常議員新年会。日銀新潟支店長の話を聞きながら複雑な心境。経済なんて生き物だから、立場立場で見解が違うのは当然としても、現在への見方と未来予見が自分と相違してくると不安になってしまう。まぁ、慎重であれ、と言うことだろう。自分の身は自分で守るより、当然過ぎる話だが、他の術はない。

春遠からじ・・・?

2010年01月19日 風の戯言


 自然界の変動は気まぐれ。助かっているけど・・・。
 今日は「はくしょん!」が出そうなほどかがっぽいいい天気。建設業時代には味わえなかったお天気の変り方!
 お天道様の悪口は言えないが、ホントにどうなっているんだろう。
 予報では、明日は3月下旬から4月上旬の気温、とか・・・ ただ、それでも日一日と春が近づいている。

 
 あと10日ほどで会社は期末を迎える。
 何とかなりそうだ。 

積雪 2m

2010年01月17日 風の戯言


 我が家の積雪が2メートル近くになっている。
 16日は青空も覗き、雪堀SOSで4人が車庫2棟、小屋1棟、本屋の屋根、屋根下、小路を除雪して貰った。もう我ら老夫婦の手には負えない。
 そういえば、昔、坂本龍馬の海援隊、中岡慎太郎の陸援隊、石塚修の雪援隊なんていいながら近隣の建築職人を集めて雪に埋もれた老人住宅の応援に駆けつけていた頃を思い出した。作業の終わった夕方、手に入った森林組合の古い建物の中で、ストーブを囲みながら皆で酒を飲むのが何より楽しかった。3年続きの豪雪の年だったから、もう20数年前になる。

 「雪地獄、祖先の地なれば住み続げり」
 当時の新聞に載った十日町の古老が伝える、何とも気の滅入る言葉を今も思い出す。祭りも何も、腹の底から搾り出すようなこの呻き声が解らないと本当の喜びが味わえないのかもしれない。
 焼け石を手に握り締めながら、人は己の命を生きて行く。

 気分を変えて、経営品質「顧客本位」の忘れ残りメモ
 文春2月号の塩野七生にエッセイに、ユニクロの柳井社長の言葉として紹介された一言。
 「なかなか結果が出ないのは多分、自分でやりたいことだけをやってるるんじゃないか。お客様が欲しいと思う選択肢に、まず入らないと売れない。自分の好みに入り込むと売れなくなります」
 塩野さんが柳井社長と気が合いそうだと言う3つの概念。
 1.ニーズには、喚起することにより起こることもある。。
 2.縮み志向の向うには衰退しか待っていないという認識。
 3.リスクを負う覚悟を常に以って、仕事してきたこと。
 
 最近気になること-小沢一郎のこと。
 民主主義は自由で公平な選挙に依り多数を得たものが決定権を持つ。しかし、それだけであって幹事長が全能の神になったわけではない。指導者としての未来に対する想いが伝わってこない。早めに排除しないと日本はまた暗い道を歩くことになる。日本は八百万の神がいて、一神教の国ではない。
 神話の時代から、日本は民主主義なのだ、と思う。

すごい雪だネェ

2010年01月15日 風の戯言


 久し振りに、笑ってしまうほど雪が降り続いている。
 庭も、屋根も、道路もヒドイものだ。
 消雪パイプの水も間に合わないし、スノーマットも何処に行ったか全く見えない。除雪機械の音もしない。いやいや、すごい雪だね。

大雪

2010年01月14日 風の戯言


 この世界から一切の音が消えて、雪が降っている。
 ただ、昔のように凍りつくような寒さはない。歳で感覚が鈍っているせいか? 今の時間、14日午前4時28分。

 友人からのメールで、久し振りに中村天風を思い出した。
 「心と感情は別のもの。心は行動を制御するシステム」
 確かこんな記述があり、救われつつ、また次の難題を抱えたように思っていた。
 人に豊かさをも齎すものは「感情」であり、その多くは荒ぶる感情をコントロールした時に与えられる。知性で制御できない感情の爆発は、祖先の神であるが如く人間らしく好ましくはあるが、嵐が過ぎた後の寂しさは、これ以上のものはない。
 本音と建前の問題で、山本五十六が友人にあてた手紙の中で「自分の考えていることと全く逆のことをしなくてはならない(開戦の事か?)のは変なもんだ」という意味のことを書いている、と聞いた。山本七平の「空気」そのものだが、もっと自由に「個人」の主張が出来たら日本は面白くなっていたのだろうと思うことがある。

 無音の世界で、つまらぬことに思い至っている。