小鳩退陣
鳩山、小沢の民主党政権が危機に瀕している。
当初期待が大きかっただけに、また多種多様な考え持ったグループが、この世界経済の危機、エコ・環境問題の限界など問題山積の解決を可能にする「複雑方程式」を解決する政治家がいるのだろうか。また、大同団結できるのか?
日本が自分達の価値観を確保し、20年後必要な食料は1トン/1人だとすると世界の生存可能人口は20億人でしかない。現在の65億人を20億人に絞込まなければならない。
誰が決めるのか?
暗い時代が空を覆っている。
もう戦争をしている時代ではない。
自国の有利のために隣国に攻め入り全てを手に入れることが出来るのか。
武器を捨てて農業に知恵を注ぎ、領土を拡大し被占領国民を彼らの祖国から追い出し、最貧国の出産を最低限に抑え、最高の商品は食料品になり、戦争の目的が帝国主義や資本主義の範疇からはなれ、世界中が戦国時代絵巻に戻る。
こんな現実的な未来に「どうすりゃーいいのさ」
まだまだ、もう少し時間はある。考えろ!
風の谷間の68歳
68歳の人生は思いと思考と行動の複雑な文様。誰の人生もそんなに単純ではない。内在する何人かの自分と肩を組んだり格闘したり一筋縄で説明は出来ない。矛盾に満ちた、それが生だ。
68歳は複雑だ。
上り詰めた山頂でありながら、その先に道の無い高山が見えたりする。何処まで行けるのか解らないけどひたすら上り続け、アルプスのアイスマンの様に、そこで人生を閉じるのも好いよう気がする。アイスマンは幸せそうな顔をしていた。
神が与えてくれた時間を誠意を持って応える。それだけ。
「此道や行く人無しに秋の暮」 芭蕉
今暫らくは己の信ずる方向に真直ぐに向かうことが大切なんだろう。
きっと、またいつか、その未来が見えてくるのだろう。