俺は河原の枯れススキ!
30日は秋晴れに誘われて野尻湖まで足を伸ばしてきた。休日の高速も次第に落ち着いてきて、今は従来どおりに戻ったような気がする。単線、複線が交互になる長野道も左一車線のような運転で流れている。マナーの遵守は大したものだ。
信濃町で下りて黒姫高原を目指し、紅葉を満喫して野尻湖に向かう。朝食を食べて無いので水辺のレストランでモーニングが食べたかった。体が本調子なら飯縄高原にも足を伸ばしたかったのだが・・・自宅に午後から来る孫の顔も見たいし、他は車窓から秋を見回すだけ・・・で満喫。帰路を急げ!
お昼過ぎに家に着き、じょんのび村で温泉に浸かり、夜は家族揃っての夕飯。
11月1日は旧中鯖石村の農業感謝祭。家の前のコミュニティ広場が各集落の屋台村に変身、野菜や果物、切花に饅頭なとが夫々売られていて、久し振りに村の人たちと話に花を咲かせていた。やはり此処は良いところだ。
何とも心温かい場所に戻ってきたようで、嬉しい一日だった。
風になれ!
大袈裟かもしれないが、此処何年かの休日は家でベッドに縛り付けられているような生活だった。休日は疲れて何もする気力が起きない。身体を休めて月−金を充実させる、そのことだけに意を用いてきた。
しかし、これはよくない。土日休日にもストレスを与え、活動が竦んでしまっている。
体調が優れないのは自分の考え方が間違っているからだ、と覚悟し身体を休め、元気な時間を遊ぶことに振り向け始めている。とは言え、昔の自分にはまだまだ戻れない。時間が必要だ。
18日は村祭、ならば、と17日に意地で塩沢から松代を抜けて帰ってきた。素晴らしかったのは芝峠温泉から栃が原に抜ける山稜の道。黒姫をjを間近に眺めながら、振り向けば魚沼の山々が見える。
少し広いところに車を止め、リクライニング・チェアーを取り出して風に吹かれて黒姫山を見ている。
誰かが後ろから語りかけている。
「石塚、風になれ! もう一度風になれ! 昔の、自由な風に戻れ ! 」と。
「俺はもう一度風になる! 自由な風になる!」
体力を元に戻し、また酒が飲めるようになる。
もう、のんでんのか ? ・・・・