
副題に ノーブレス・オブリージュとは何か とある。
柏崎商工会議所の書棚からくすねてきたこの本の魅力に取りつかれている。
理解はできないが、ただこの本の素晴らしさには目を見張る。
日本統治時代の台湾から新渡戸稲造に心酔し、その学問を究めようとしている。
学問の奥深さに打ちのめされたような感じだ。
自分流の哲学を組み立てていたつもりだが、この本を読むと自分の組み立ててきたものは赤子の痴戯にさえならない。
だが、本筋では間違っていない。
もう少し読み込んでみよう。
写真は曽地長橋の池。
傷ついた白鳥の羽が汚れ切っているのが心を痛める。