夏季賞与

2006年07月31日 風の戯言


 会社の18年事業年度前半期が終わった。
 半期目標額の107%達成は見事である。自分の会社ではあるが「よく頑張っているね」と褒めたくなる。田舎のこととてずば抜けたヒーローがいるわけでもない。いわば全員野球。額に「真面目印」を刻み込んだ社員がISO2700やISO9000の認証を取るために眼の色を変えて取り組んでいる。膨大な会議に要するエネルギーを考えると、売り上げは当然落ちるものと覚悟をしていた。最終赤字も覚悟の上だったが、面白いもので17年度は目標額を超えた。18年度も多分大丈夫だろう。
 今年はもう一つ「経営品質アセスメント」に取り組みたいと考えている。これも大変な事業だ。しかし、若い人たちは自分達の価値観、自分達の方法論、自分達が作り出す価値の面白さに魅せられたようだ。
 多分これを乗り越えれば当社は強くなり、俺の理想的な会社に近づくはずだと思う。価値観を共有し、ルールを共有し、異端を素直に評価できるユトリガできて、それを飲み込んで新しい価値を創造できる仕組みが完成してくるはずだ。

 若い人たちの成長、あるいは自分を乗り越えてゆく姿に感動している。
 きっといい会社になる。そう思う。