65歳の誕生日
5月22日、無事に65歳の誕生日を迎える事が出来た。正直言えば、1日前の月曜朝礼で花とお祝いを貰うまですっかり頭から飛んでいた。
22日は6時の電車で東京に向かい、今一番の楽しみの経営品質セミナーを受けている。今回が3回目で、もう一回で終了。宿題等もあり、学生時代にも経験しなかったハードスケジュールの講義は面白い。物事を受け入れてる自分の頭の浸透度の遅さに呆れながらも、自分が変わり行く実感と言うものは、やはり刺激的だ。愉快だと言ってもいい。
研修中に、終わり次第早めに帰柏せよ、酒飲もうなんて誘惑が携帯に入り、講師との一杯を諦めて帰途へ。東京の活力は、ほんとに気軽に飲めること、に尽きるように思う。アフターファイブの軽い飲み会がザイゴモンには羨ましい。
東京駅の本屋で大前健一の「新・経済原論」と渡辺淳一の「鈍感力」を買い求め、電車を待ちながらホームで立ち読みなどをしてみる。久々の体感だ。
8時40分くらいから遅い夕食をとりながらいろいろ情報交換、少し出来上がってきたところで行きつけのスナックで本日締めの誕生祝い。大いに乱れて1時半帰宅。結局、今日俺は何時間動いていたのか、な。
65歳といえば天下御免の高齢者、世長けた人生の知恵とそれらしい重みがあってしかるべき年齢のはず。反省、だな。
寝静まった我が家に芳しき花の香が漂っていた。20日だけ兄貴分の先輩から大きな花束と会社のみんなからの花束が飾られていた。
年を重ねる、ってのもいいもんだ。