庭にお泊りの蝶さん

2010年07月13日 風の戯言


 田島の毘沙門さんはいつも大雨が降って鯖石川か氾濫し、行兼から宮下、西の入り、田島は田圃に泥水が冠水し、稲の出来が心配になった。毎年出水は続いたような気がする。
 子供達は大人に混じって堤防すれすれまで来た濁流に網を入れると、大きな魚が取れた。学校は休み、行って見ても校庭は水浸し。ワーイ ! 魚取りだぞ・・・・
 各地で大雨を降らせた雨雲は、今年は天の助けか、柏崎を外れている。「当たり!」の地域は大変なんだろうが・・・天に感謝。
 14日は鯖石の「稲虫送り」行事で夜の一時だけ、賑やかになる。「稲虫送れよーー、送れよぉー」太鼓に音にあわせ、稲藁で作った虫送りのタイマツを大きく回しながら、土手の上を練り歩く。子供の頃からの行事、懐かしいね。

 ランちゃんが外に繋がれる時の領分、そこに繁る笹の葉にハグロトンボとクロアゲハが遊びに来ていた。ハグロトンボは誰か近しい人の霊のように、もう3日も同じところで遊んでいる。クロアゲハは昨日の夕方から今日の朝まで、風の強い中でも竹の葉や八つ手の葉に止まったままだった。
 何やらを語りかけ、彼らの好物も差し上げないまま、短い会話が続いているようにしか思えない。
 誰なんだろう ? 話してみたい・・・。