量子力学と「意志」

2024年01月08日 風の戯言

雪の降り方が遠慮がちになって来た。
なんだかなぁ・・・。

社員から取り上げてきた和田純夫の「量子力学が語る世界像」を「読んで」いる。
本は読まなくても、何が言いたいのか本の表紙と帯を見ればわかると嘯いていた。

だが、今回は違った。
書名だけでは判らない。
だから、「はじめに」に何回か目を通していて少しづつ見えてきた。

自分のアンテナがマクロの宇宙論やミクロの細胞にあるのは確かだが
不思議でならないのは「人間の意志とか性格」の世界。
その「意志」は環境や体調から、エネルギーの方向と効率がまるで違う。

それと、「人間性」と言われるもっと摩訶不思議な世界。
人間同士の評価・判断で「何となく虫が好かない」タイプは多い。
その意識の元は何なのか?

人間の認識は、自らの努力で修正できる。
しかし「性格」は変え難い。
全てを量子論で理解しようとした時に、その辺がどうなるのか興味が尽きない。

雪の中で咲くバラを不思議に見ている。