雪のち晴れ
「裏日本」という言葉があった。
クソッタレ!
角さんは「三国山脈を平らに削り取る。そしたら日本海からの雪雲は山にぶつからずに関東にも大雪が降る。越後に雪は降らなくなる。いいだろう!」
ヨッシャー! 俺たちは熱狂した。
雪だけでなく、越山会のエネルギーは「表日本、裏日本」の格差に対する怨念だった。
その目白御殿が焼け落ちたらしい。
一時、鯖石地区の革新系も保守系も一体となって「明日の鯖石を創る会」で暴れていた。
バスを連ねて「目白詣で」し、「角さんの下駄」を貰い受け、後楽園のナイターで暴発した。
楽し過ぎる青春があった。
今は風になってしまった、楽し過ぎる仲間たちが大勢いた。
「瞬き」の科学の続き
人はいろんな理由で瞬きをする。
だから、「瞬きをしない」のはどんな心理的理由によるのか?
これについてはまた書く。
写真は家の裏の窓から朝日を受けた加納の山