耐久レース

2009年08月19日 風の戯言


 後期高速度長時間耐久レースが始まった。
 難儀なことがテンコ盛りだけれど、だけど、現場ってどうしてこうも楽しいのだろうか!
 第一線を退いて「会長」なんて呼ばれていると、何かユトリを感じるね、なんて公職にある悪友は好きなことを言う。自分では意識できないが、何かやはり違ってきているのだろうな、と思う。でも、現場が一番楽しい!

 浅田次郎の「天切り松」を読んでいたら(誠に乱雑な本の読み方なのだが・・・その上最近は何が書いてあつたかテンデ覚えていない)
 「改革をなそうと思うものが命を惜しんではなりますまい。生きながらえて志を遂げるも天命、道半ばにして斃れるもまた天命」
 とありました。結果の評価を恐れて何もせん者は男の生き方を生きていない。男は自分の信じた道を突っ走るだけ。テーラワーダ仏教の本にもそんなことが書いてあった。そんな乱暴な書き方ではなかったろうが・・・。人間は長生きする為だけに生きているわけではなかろうに。人生を見切る、という言葉を使っているけれど、それが大切なのだろう。