三寒四温
昨日の写真の、安田から北の方向に長く伸びる雲は何だろう。
時々現れて、最初は一本の雲がやがて2本になる。
それ以上は見ていない。そんなに暇じゃーない!
今日の夕方は、本当に「墨絵」の世界。
「墨絵」は自然の美しさを写し取っただけなのだが・・・。
鯖石の地には神様がいなさる。
自然のママが一番美しく、自然に調和する、それが最高の生。
「嘘ついちゃダメですよ、みんなお天道様が見て御座っしゃる」
「無と意識の人類史」(広井良典)を開き始めている。
中島岳志の書評に「人間は「万物の有限性」いう概念を手にした動物である」と書き出している。
この新聞の書評が読み解けないでいる。
静かな、寒い夜に、春の足音が聞こえてくる。
巌 頭 之 感
巌 頭 之 感
悠々たる哉天壤、遼々たる哉古今、五尺の小躯を以て
此大をはからむとす。
ホレーショの哲學竟に何等のオーソリチィーを價するものぞ。
萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く、「不可解」。
我この恨を懐いて煩悶、終に死を決するに至る。
既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。
始めて知る、大なる悲觀は大なる樂觀に一致するを。
(明治36年5月22日)
何の脈絡もなく、突然に藤村操の「巖頭之感」が思い浮かんだ。
若いころ、誰かに吹き込まれた。
・・・そは「不可解」・・・
己とはなんであるか? 人生とはなんであるか?
考えたって解らぬものを、カッコつけてきたのかも知れない。
何でまたこんなややこしいことが頭にこびりついたか?
彼が死を選んだ日と、俺の誕生日が重なるからなんだろう。
今日の車載温度計は10℃
春が来た!