台風の空
「チェチェンの呪縛」を始めゆっくり、途中で止まってしまった。重い。
残虐な殺戮と報復 その間で住民は絶望の中を這いずり回らさせられている。
ジャーナリストの眼でプーチンの危うさを早くから伝えていた。
為政者にその時から届いていれば「プーチン幻想」なんて避けられたのだろうが・・・。
西欧はチェチェンの失敗を繰り返してはならない。
今度こそ、ウクライナを食い止め、勝利しなければ自由社会は終焉する、そんな危機感を抱き始めたようだ。
人を幸福にしなくてよい政治なんて、権力なんてクソだ。
絶望、言葉にすればそれまでだが、飢え渇き、自分の小便をシャツに浸み込ませて啜る子供たち。辛い本だネ・・・。
人間なんて家畜以下、野生の「獲物」でしかないのか。
写真は台風の夕方の空。
今回も無事通り過ぎたようだ。
鯖石の空は、静かで、本当に綺麗だ。
チェルノブイリの祈り
福島関係の本棚から「チェルノブイリの祈り」が飛び出してきた。
「原発革命」を漸く眺め終わり、宇宙語みたいな技術書から解放された直後であり、生意気言わないでこの本を読んでいけと誰かにドッツかれた感じがする。
チェリノブイリ、スリーマイル、フクシマを乗り越えなくてはならない。
人間が生き続ける為に、立ち止まってはいけないのだと思う。
温暖化による異常気象に対処するために、「絶対安全な原発」を神話から科学に進めなくてはならない。
自動車事故は少しづつ少なくなり、自動運転の夢が近づているではないか!
写真は朝の鯖石、二番目は西ノ入、そして三枚目は小清水の奥「EALY CAFE 」にて
慶子ちゃんも矢島君も元気だった。
『「原発」革命』
簡単に言えば温暖化の速度を落とすために化石燃料の使用を減らし、その分原発に頼らざるを得ない。
再生エネルギーはまだ?だ。
ただ、原発を現状のまま使うには「安全」も「安心」も難があり過ぎるだろう。
技術的には何とか乗り越えるとしても、核廃棄物の処理と核に対する恐怖心をどう取り除くか?
これは現在無理に近い。
この「無理」を乗り越えて行く可能性が「小型原発」にあるという。
それはどういうことなのか?
古川和男の「原発革命」を喘ぎ喘ぎ読んでいる。
例の帯
「CO2のみならず危険な放射性廃棄物も出ない、ウランなしの超安全な原発!」
2011「原発安全革命」の帯
全く発想の違う「液体」「トリウム」「小型」
この原発ならチェリノブイリも福島もなかった!