感受性くらい・・・茨木のり子

2021.12.30 風の戯言

茨木のり子の詩より

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

こんな夜には坂口安吾だか西脇順三郎だったか忘れたが
木枯らしの吹く古い街を下駄の音が遠ざかっていくあの詩情が好きだ。

雪は降る あなたは来ない

2021.12.27 風の戯言

アダモが聞こえてきそうな雪景色。

 夜になると・・・タヌキが来る・・・。

  待ってるのは、お前じゃないんだってば !

細雪

2021.12.26 風の戯言

細かい雪が降り続いている。
 「細雪」なんて風情はない・・・寒いだけ。只今 -1℃
   雪国人の生活習慣が沁み込んでいるのか、眠くなる。
 寒い日は、暖かい布団の中で屁をしているのが一番の幸せ。

中村圭希写真集
 緑の惑星たかやなぎ・ふるさとの詩
  https://greenplanet-takayanagi.com

まだ雪の残る山に、浅い緑のブナの葉が輝き始める。
   ふるさと高柳の、静かな春の始まり

山一面が膨らんで、一瞬の夏を歓喜の歌が木霊する。
  ふるさと高柳は、みどりの惑星

山を紅葉が包み、風に落ち葉が舞い、棚田に稲が実る。
  ふるさと高柳に、遠く祭り太鼓が聞こえる。

遠い山まで白い世界に覆われ、林は温かな雪にくるまれて春を待つ。
  ふるさと高柳の、静かに流れる眠りの時間。

Xmas

2021.12.25 風の戯言

友人から貰った「ヒマラヤ聖者の生活探求」なる本を見ていたら「宇宙根源の不変法則ヨガ行法、この教えはキリスト教、仏教にも受け継がれている」とか。

今日、こんな本を手にするのはどういう偶然なんだろうか。

雪の夜、メンデルスゾーンの「春の歌」なるピアノ曲を聴いている。
ショパンもよし、シューマンもよし、ドビッシーもよし。
雪の夜に、発火しそうな脳を冷やして貰うのにいい。

クリスマス・イブの黒姫

2021.12.24 風の戯言

雲が大地を包む

今日の散歩数は2,895歩 寒くて距離が伸びない。