盂蘭盆会

2021.08.15 風の戯言

今日は76回目の「終戦記念日」
俺は長い間「終戦」と言えずに「敗戦」としてきた。
前の大戦でで日本は負けたのだ、と。
4年を全力で戦い、310万人の犠牲を出し、アメリカに占領されたのだ、と。
考えてみると、人間はなぜ「戦争」するのか、解らない。

そして、雨のお盆。
西日本では大災害が発生しているらしい。
千曲川も暴れだし、信濃川の洪水注意報が出ていたようだ。

幸い鯖石川は、濁ってはいるけれど平穏で、神の御加護の賜物と喜んでいる。

雨の隙間を塗って手身近な散歩や、電動キックボードを楽しんだりしている。

殆ど無気力な時間を「中原の虹」が満たしてくれる。
何回読んでも、読む度に新しい感動が体の中を衝き抜ける。。

それにしても、浅田次郎の「中原の虹」はいい。
魂を揺さぶる、こんな小説を書ける人は他に知らない。
絶望と夢と、飢渇と人の優しさと。・・・旨く言い表せない。

現代中国を理解するのに、NHKドキュメンタリーが素晴らしい。

人間は、墨子の世界には程遠いのか?
人は彷徨っているようだ。

八石山の朝霧

2021.08.14 風の戯言

前線を追いかける雨雲が日本中を覆っている。

神よ、柏崎だけは そぉーそにしておいてくんなせ !

お盆

2021.08.12 風の戯言

玄関の蛇

2021.08.11 風の戯言

我が家には意外な客が多いけれど、玄関の柱の背割りに蛇が顔を出しているのには驚いた。
奴はアマガエルを狙っていたらしい。
数日前からアマガエルが何匹か、玄関のドアや壁にへばり付いていて不思議に思い眺めていた。
きっと門灯に集まる虫を狙っての生活目的かと考えてそっと見守っていた。

だけど彼らはヘビに追われ、垂直の壁面に身の安全を求めたのが真相らしい。

蛇君のせいで雀も来なくなった。
カエル君もいなくなった。

なんて言いながら、お盆が間近になったね。

オリンピック

2021.08.10 風の戯言

日干し煉瓦みたいな大地に慈雨。
今日は気温26度、昨日より10度近く低いがあまり涼しく感じない。

オリンピックが終わり、古い昔のことを思い出す。
1964年 東京オリンピックを、俺は横浜西口の喫茶店エコールドパリのカウンターの中からテレビを見ていた。
種目は何だったか、さっぱり覚えていない。

ただ、日給300円で適当に楽しくやっていたようだ。
西口ではキャバレー・ハリウッドでもバイトしていた。
ドア・ボーイ、カウンターの皿洗い、フロアを飛び回るボーイ、黒服に近いこともやった。

横浜の思い出と言えば沖中士だろう。危ないけれど、一晩1500円にはなった。
今、「ハマノドン」藤木企業に潜り込んでモンモンのお兄さん方と一緒に仕事をした。

エコールドパリのお客さんだった絵描きさんと、山下公園で一晩中語り明かしたこともあった。