七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき
太田道灌の逸話に有名な歌だけれど、太田氏は関東管領上杉氏との関係は深いという。 その越後上杉が会津に移封された時、越後毛利の安田氏も運命を共にした。
安田 城の組の道の辺に山吹の花が咲き、その風景に歴史の面白さを感じた。 ここの人たちは今も「殿様」として当主を大切にしている。
本棚からポトリと一冊の本が落ちてきた。
「原発、いのち、日本人」 執筆者のトップに浅田次郎がいるのでそのまま買ったのだろうと思う。 2013/1/22発行 読んだ形跡もなく、書名すら忘れていた。
古い本を読み直すことはいいことだ。 その時理解できなかったことが、時間が追いかけてきてくれる。
写真は我が家の芝桜。 よその家では満開なのに、恥じらいながら咲き始め、咲き始めると「オレがオレが」と前に出る。 家主に似ているのかな? ここの家主は石塚節子です。念のため!
清水谷の山奥に飯塚悦平の1000本桜がある。 5年かかって植えたという桜が丁度見ごろ。 スケールの大きいバカがやることは凄くて、北に日本海が見え、西には米山さんが見える。
何ともおおらかな気分に浸ることの出来る桜の山ではある。。
最近は彼のような途方もない奴がいなくなった。 彼の友達の一人であることは誇り。
今日はまだ風が残り、時折窓辺の木々を揺らす。 こんな時はショパンの夜想曲集が心を鎮めてくれる。 窓を開ければ、相変わらず暗闇の中でバックコーラスを務めている。
石黒はまだ桜を落とさず、沢煮は雪が残っていた。 新芽は緩み始め、ブナの翠はまだ若い。
ゆっくりと車を走らせながら、次のプロジェクトのフレーズが勝手に動き出す。 いいアイディアになるだろう。
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