小雨のち曇りのち小雨
連休に入った。
まずは「断捨離」。そしてまずは本棚。
よくもまぁ、こんな乱雑に買ったものだと呆れるが、そこは雑学と言い訳。
興味の薄れた本を2階に揚げ、本棚を整理する。
日本史、生命の歴史、中韓国本、ビジネス、原子力関係。
司馬遼太郎、梅原猛、塩野七生の全集が並ぶ。積読。
連休は完全に仕事から離脱する。
翠なす山を見ながら、酒でも舐めていたら最高なんだろうけれど・・・
チューリップ
これは神が作ったものでなく、人間の仕業か?
窓を開けると、鞍山の中から煩いほどの蛙の大合唱が飛び込んでくる。
裏の田圃は豊かなコンサート会場。
バックコーラスに低温のソロが地を這って響く。
ベートーベンの「田園」が似合う。
これは人間の手が入っていない神の分野。
感情の哲学入門講座
近代哲学は認識論中心、人間の理性を重視し、感情をそれよりも劣ったものとしてきた。
しかし感情を理解する事なしに人間や社会を理解することは不可能、だという。
感情爆発に振り回される自分にとって、自分の正当性を訴える為にはこの論点が何より必要だ。
「直観的推論」が案外当たっていことが多い。ヒューレステックと呼ばれる感性の不思議。
整理できていない情報が脳の中で、彼らの命の動きで、説明できないけれど「当り!」の推論が案外役に立つ。
時代が追い付いてきたぞ。
散歩道の鯖石橋から見た黒姫山。
堤防の野焼きが終わって、川柳の柔らかい緑が奇麗だ。
わき道に逸れるが、シンギュラリティの話をしていて2045年には人間は死ななくてよくなるという説がある。
人間は死ぬことができるから幸せなんだが、それが無しになったら・・・
神道では人か死ねば神になる。
善悪もなく神になる。
神域のピリッとした空気が好きだ。