敬老の日
敬老の日・・・全く余計なお世話だこと。
だども、秋の4連休は嬉しい。
空は晴れて、爽やかな風が通り、「珠玉」のような秋の1日だった。
閑話休題
「反日種族主義との闘争」李栄薫
自分の本来の居場所を探しながら、韓国の本を読んでいる。
日本で書かれた嫌韓本は歴史の真実を外れているように思える。
李栄薫
池萬元
特にこの二人の、と言ってもこの二人しか知らないが、韓国の最高の知性だと思う。
何故なら、自国の現実を、文化を血を流しながら、抉り取っているからだ。
未来は、現実の本質を、傷だらけになりながら掘り下げないと未来は見えてこない。
二人は、韓国は「嘘で固められた文化」だという。
都合よく、自分を塗り飾った歴史は、「虚」だと思う。
嘘にはプライドがない。
そして、言い逃れして自分の責任を他に擦り付けるのも、カッコいいものじゃない。
プライドの欠片もない。
プライドとは、この虚無の世界で、ただ一つ実感できる「骨」だと思っている。
中村喜四郎
BS-TBS 「報道1930」で久しぶりに中村喜四郎の声を聴いた。
もう何年前になるのかなぁ、東山秀樹が県会議員に出た時、俺は「明日の鯖石を創る会」を主宰し、若い政治家の応援に全力を傾けた。
そんな時、東山の応援に田中角栄から派遣された中村喜四郎に初めて会った。
応援演説の凄さはヒットラーもかくやと思わせ、会場に集まったみんなを熱狂させた。
ある市会議員の応援演説で、俺は同じ手法を使ってみた。
10分の演説で、会場は総立ちとなり、女性運動員は目を真っ赤にして感動していた。
古い昔の話だ。
今日の中村喜四郎は、ただ一度しか会っていないけれど、当時の熱狂と狂気を保持していた。
日本の政治の改革、驚くべき記憶力と分析力、方法論、凄い人がまだ生きていた。
阿部政治の「あきらめさせる政治」を覆させないとこの国はダメになる。 その使命感に最近であったことがない。
9月16日 追記
中村喜四郎は田中角栄との違いを組織票を使うか使わないかだと。
組織票は排除し、個人票の積み上げを良しとする。
爽やかな純粋の民主主義と腐ってドロドロになって繋がっている腐りかけた民主主義。
与党の派閥選挙、野党の組合選挙。
職業としての政治家のもっと大切にしなければならない価値とは何か。
腐りはてた評論家に彼の言葉を聞いてもらいたいと思う。